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	<title>年の差 &#8211; フランスシャポー</title>
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	<description>パリ移住経験のあるルバンがフランスの情報をお届けします。</description>
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		<title>フランス人男性の恋愛と年の差婚（２）</title>
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		<pubDate>Thu, 27 Sep 2018 04:28:23 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[francechapeau]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[フランス人男性]]></category>
		<category><![CDATA[フランス]]></category>
		<category><![CDATA[年の差]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛]]></category>

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		<description><![CDATA[大ヒットした映画「アメリ」を見ていると、アメリが微妙に相手の外見を見て自分好みかそうでないかを瞬時に見極めてい...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>大ヒットした映画「アメリ」を見ていると、アメリが微妙に相手の外見を見て自分好みかそうでないかを瞬時に見極めているシーンが出てきます。これは「フランス的な恋愛」を象徴した態度です。</p>
<p>「フランス的恋愛」においては、一般に外見から入ってそのあとで中身へと進んでいきます。</p>
<p>日本人男性が「おしとやかな女性」「ついてきてくれるタイプの女性」などというのと対照的にフランス人男性は髪の色、目の色、肌の色などで自分の好みの異性のタイプについて説明するのが一般的です。</p>
<p>ではフランス人男性が<strong>恋愛</strong>や結婚する時、女性の年齢についてはどう考えているのでしょうか。一概には言えませんが、フランスでは年齢は性格、個性や外見などの最重要条件の後に来るようです。</p>
<p>もちろんフランスにも若い女性を好むフランス人男性はたくさんいることでしょう。ジョニー・デップと別れてしまったヴァネッサ・パラディですが、彼女は10代のころ廃退的なセクシーさを全面に押し出した「フレンチ・ロリータ」的魅力を全開させて、フランスの国民的歌手に上り詰めました。</p>
<p>フランス語には日本語の「姉さん女房」に当たる言葉はありません。でもフランスにも「フレンチ・ロリータ」の対極にある姉さん女房もいます。「姉さん女房」に当たる言葉がないというのは、フランス人が日本ほど逆「年の差」婚について意識しないから、とも考えられます。</p>
<p>人の個性を重んじるフランスでは、一般に人を年齢によって判断することを良しとしません。</p>
<h2>ブリジット・マクロンさんのインタビューから</h2>
<p>逆「年の差」婚でまず思い浮かぶのは、エマニュエル・マクロンフランス大統領です。<img class="size-medium wp-image-575 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/hand-3035665_1920-300x148.jpg" alt="" width="300" height="148" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/hand-3035665_1920-300x148.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/hand-3035665_1920-768x380.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/hand-3035665_1920-1024x507.jpg 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/hand-3035665_1920-728x360.jpg 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>マクロン大統領の夫人ブリジット・マクロンさんは、マクロン氏の高校時代の演劇の先生でした。一緒に演劇の脚本を書いたことから、先生と生徒の間を超えて恋愛が生まれたそうです。</p>
<p>その時ブリジットさんは39歳、既婚、そして三人の母親でした。二人の恋愛は最初の頃は、もちろん不倫でした。</p>
<p>その後恋愛関係が深まると、ブリジットさんは家族を捨てて、大学へ進学したマクロン氏を追ってパリにやってきました。出会いから14年間後、マクロン氏は29歳の時に、それまでの恋愛関係を結実させて、53歳のブリジットさんと逆「年の差」婚を果たしました。</p>
<p>ブリジットさんは最近の雑誌インタビューで、マクロン氏との逆「年の差」婚についてユーモアを交えて、次のように答えています。</p>
<p>「私は社会的常識よりも自分の個人的幸福を優先させました。」「人生において思い切った決断をしなければならないことがありますが、この結婚は私にとってまさしくそのようなきっかけでした。結婚して20年もの間後ろ指を刺されましたが、気にしません。一緒に朝食を食べる時、私にはシワがあり、彼は若いですが、それだけのことです。」(Elle France)</p>
<p>このインタビューから、マクロン氏だけではなく、と言うよりも彼以上に、ブリジットさんにとってこそこの逆「年の差」婚は勇気ある決断だったことが伺われます。それまで築いた家族を捨て、40歳前後で20才以上も年下の自分の教え子の恋人となったわけですから。</p>
<p>またパートナーの愛を信じることができたとしても、周囲からは結婚する前も後も常に好奇の目で見られてしまうという状況は変わりません。そのような状況でも恋愛や結婚を貫くために、彼女自身が強くなくてはなりません。</p>
<p>その意味でブリジットさんには人に流されない、並外れて強い自己が備わっているのは間違いありません。この女性らしい外見を忘れず、独立したマインドを持ち,自分の個性を持っているというのが、フランス人男性が求める理想の女性像かもしれません。</p>
<h2>現代フランスのカップルの年齢差</h2>
<p>マクロン大統領の例を紹介しましたが、このような形の逆「年の差」婚は現代フランスと言えども超例外的な結婚です。</p>
<p>今日でも、フランス人男性が女性よりも年上のカップルは全体の56パーセントです。つまり半数以上のカップルは男性の方が女性よりも年上ないわゆる「年の差」婚です。平均すると、フランス人男性はフランス人女性よりも２歳半年上です。</p>
<p>30パーセントのカップルは同年のカップルです。女性が男性よりも年上の逆「年の差」婚は残りの14パーセントを占めます。逆「年の差」婚と言っても、その大半は年の差が２歳から５歳程度にすぎません。<img class="size-medium wp-image-579 alignright" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/elder-3640683_1920-300x200.jpg" alt="" width="300" height="200" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/elder-3640683_1920-300x200.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/elder-3640683_1920-768x512.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/elder-3640683_1920-1024x683.jpg 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/elder-3640683_1920-728x485.jpg 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>6歳から10歳の年齢差の逆「年の差」婚は2.7パーセント、10歳以上逆「年の差」婚は１パーセントにすぎません。</p>
<p>つまりフランスの100組に1組が10歳以上の年の離れた逆「年の差」婚ということになります。</p>
<h2>フランス人男性と逆「年の差」婚</h2>
<p>女性が自分より若い男性を、もしくは男性が年上の女性をパートナーに選ぶ際、そこには様々な要因が影響しています。それは人口の動きと連動することもあります。</p>
<p>20世紀には二度の世界大戦がありましたが、この時多くの成人男性が亡くなりました。その結果フランス人女性は戦後、同じ年齢か自分よりも若い年齢の男性をパートナーに選ぶ傾向がありました。</p>
<p>現在フランスでは、世代が若くなるにつれて、逆「年の差」婚の割合が増加します。</p>
<p>1960年代には10パーセントの逆「年の差」婚がありましたが、2000年代になるとその割合は16パーセントにまで上昇しました。また逆「年の差」婚のカップルの平均的な年齢差も３歳から4.4歳へと上昇しました。</p>
<p>戦後に女性が社会進出したことが逆「年の差」婚を促進しました。働くことによって男性と同等、もしくはそれ以上のパワーを得た女性たちは、以前よりも年齢を気にしないでパートナーの男性を選ぶようになりました。</p>
<p>しかしフランス人女性の学歴が高くなるにつれ、逆「年の差」婚も増えるという統計結果はありません。一般に日本でもフランスでも男性は自分よりも学歴の高い女性を好みません。</p>
<p>しかしフランスでは学歴が高くなるにつれて、男性の方が女性よりも年上という傾向自体は弱まりを見せます。大卒ではないフランス人男性の62パーセントが年下の女性を選びますが、大卒のフランス人男性の場合、この割合は49パーセントに減少します。</p>
<p>これは出会いの場が影響していると考えられます。<img class="size-medium wp-image-565 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/sunrise-2125136_1920-300x174.jpg" alt="" width="300" height="174" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/sunrise-2125136_1920-300x174.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/sunrise-2125136_1920-768x446.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/sunrise-2125136_1920-1024x595.jpg 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/sunrise-2125136_1920-728x423.jpg 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>学歴が高い人は学生時代にパートナーと出会う確率が高く、そのためカップルの間の年齢差が縮まる傾向があるからです。</p>
<p>最後にカップルの一人が移民だった場合も（移民とは外国籍を持って外国で生まれた人、その国籍は問わない）カップルの大半は男性が女性よりも年上の年の差婚となります。</p>
<p>先ほどフランス人男性の55パーセントが男性が年上の逆「年の差」婚カップルだと書きましたが、移民のカップルではこの割合が62パーセントに、二人とも移民の場合にはその割合は71パーセントにまで上昇します。</p>
<p>北アフリカ、アフリカ出身の移民同士のカップルになると、男女間の平均の年の差は7歳となります。ちなみに移民のカップルはフランス人カップルに比べ平均収入も低くなります。</p>
<p>つまり世帯収入が低い場合、逆「年の差」婚は急激に減少します。</p>
<p>一般に収入、生活水準が高くなれば、人は日常生活以上のことを考えるようになります。そして恋愛感情を重視した結婚生活を考え、社会的規範から見ればとんでもない、と思えるようなカップルが誕生すると考えられます。</p>
<p>以上のことから,年の差が大きい逆「年の差」婚というのはある意味、生活に余裕のあるカップルにしかありえません。マクロン大統領（24歳差）、ナポレオン（6歳差）はその際たる例です。彼らは絶大な政治的権力を持ちつつ、私生活においては年齢を気にしないで純粋に愛する女性と結婚したのです。</p>
<h2>逆「年の差」婚のメリット</h2>
<p>日本ではメディアで逆「年の差」婚のメリットについて、などの記事は見かけません。日本でも女性が年上の逆「年の差」婚がないわけではありませんが、少なくとも日本人男性が積極的にこうした記事を書くとは思えません。</p>
<p><img class="size-medium wp-image-577 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/woman-3034836_1920-300x274.jpg" alt="" width="300" height="274" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/woman-3034836_1920-300x274.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/woman-3034836_1920-768x701.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/woman-3034836_1920-1024x934.jpg 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/woman-3034836_1920-728x664.jpg 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" />フランスの歴史を紐解くと、元来年上の女性をパートナーとする、つまり逆「年の差」婚がそれほどタブーなことではありませんでした。</p>
<p>今日でも、日本同様フランスにも逆「年の差」婚は存在します。ただこのテーマをわざわざ話題にするほどの社会的寛容性がフランスにあったわけではありません。</p>
<p><strong>フランス</strong>社会において、逆「年の差」婚を厭わない男性は同性愛者の置かれた立場と似ているようです。最近フランスでは同性愛が受け入れられるようになるとともに同性婚が合法化されました。</p>
<p>それと同じようにネット上では年上の女性と恋愛するのが好きフランス人男性がカミングアウトするという傾向も珍しいものではなくなりつつあります。</p>
<p>逆「年の差」婚を好むフランス人男性にとって、周囲の目が最も大きな障害になるそうです。家族の行き来が日本よりも頻繁で、食事などを一緒にする習慣が根強いフランスでは、家族に年の差が開いた年上の女性をパートナーとして紹介することにはまだまだ抵抗があるようです。また職場の人にも言いにくいとの声もあります。</p>
<p>それでも年上好きのフランス人男性は以下の10の理由から逆「年の差」婚のメリットを挙げています。</p>
<ul>
<li>精神的に安定していて、物事を俯瞰した立場から眺めることができる</li>
<li>自立している</li>
<li>男性のニーズと欲求がよくわかっている</li>
<li>カップルの間のコミュニケーションにも学習が必要だが、その辺をよくわきまえており相手が嫌がるようなことを話題にせず、言葉を選んで話すことができる</li>
<li>豊かな経験を持っている。特にカップルがうまく行くための状況、感情の入れ込み方、相手に対する小さな配慮についてよくわきまえている。</li>
<li>財政的にも共同生活をうまく切り盛りすることができる。</li>
<li>若い女性よりも化粧が薄く自然体。それは自分自身の魅力をよくわかっており自信があるから。</li>
<li>これまでに様々なカップルの経験をしているために無駄足を取らない。若い女性のようにわがままではないので男性の方でも時間を無駄にしなくても済む。</li>
<li>自分が年上であることを意識して果てしない夫婦喧嘩などを避けようとする。限られた時間を意識してその一瞬一瞬を楽しむことができる。</li>
<li>フランスで若い女性とカップルになった時には女性の方がすぐには子供を欲しがらずキャリアを優先させることが多い。しかし年上の女性ならすぐに子供を産もうと賛成してくれる。</li>
</ul>
<p>などなど。</p>
<p>この１０の条件から見えてくることは、逆「年の差」婚を厭わないフランス人男性とは、真摯に充実したカップル生活を送りたいと望んでいることです。そして当然のことながら、彼らは外見、年齢ではなく、女性の経験、個性こそを重視します。</p>
<p>逆に言えば、逆「年の差」婚を選ぶフランス人男性には、相手を育てていこうというところがない、とも受け取れます。そこには自分が上になって相手を包み込むというよりも包み込まれたいという欲望が見え隠れします。</p>
<p>また最後に「すぐ子供が欲しい」とのリクエストが挙げられていますが、これは言外に「子供の産めないほどの年上の女性は求めていない」と言っていると解してもいいでしょう。</p>
<p>逆「年の差」婚が珍しくなくなりつつある現代フランスですが、マクロン大統領ほど相手への愛に殉じた逆「年の差」婚というのはかなり珍しい、と言えます。</p>
<p>おわりに</p>
<p>ここでは現代フランスにおける逆「年の差」婚の実態、そして逆「年の差」婚を好む（？）フランス人男性の声を紹介しました。<img class="size-medium wp-image-578 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/wine-cellar-1329061_1920-300x200.jpg" alt="" width="300" height="200" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/wine-cellar-1329061_1920-300x200.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/wine-cellar-1329061_1920-768x512.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/wine-cellar-1329061_1920-1024x683.jpg 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/wine-cellar-1329061_1920-728x486.jpg 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>一般に、フランス人男性がパートナーを選ぶ際に、女性の年齢は最重要条件ではありません。そうではありませんが、逆「年の差」婚が一般的なカップルの在り方でもありません。</p>
<p>特に大学に行かずに働き始めたフランス人男性や移民の間では男性が年上である、いわゆる通常の年の差婚が一般的です。</p>
<p>ところが大学を出た人、もしくはそれ以上の学歴のフランス人にとっては、年齢差は相対的にさほど重視されなくなります。彼らはカップルとして生活の質、とりわけ充実した会話を求めて恋愛、結婚をします。彼らの多くは大学時代の恋人と結婚することが多いので、カップル間の年齢差は縮まります。</p>
<p>自分で人生を切り開いていけるような野心的なフランス人男性は様々な苦難を乗り越えてきているため、実際の年齢以上に人間的に成熟しているものです。そのような個性に見合った女性を探すとなると、必然的に年上の女性となりやすいのかもしれません。</p>
<p>女性も30歳を過ぎるとそれまで考えていなかったようなパートナーの選択が可能となり、年下の男性との逆「<strong>年の差</strong>」婚も視野に入ってきます。以前フランスで一人の女性が10歳年下のボーイフレンドができた途端、その周囲の同じような年齢の独身女性が数人バタバタと年下のフランス人男性と結婚したことがありました。</p>
<p>女性も自分が相手の男性よりも年上であることについて萎縮せずに、それを経験、個性、成熟と捉えることができれば、恋愛や結婚の可能性がぐーんと広がるのがフランスです。そういう意味では女性が死ぬまで女性として生き続けていくことができる社会です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		<title>フランス人男性の恋愛と年の差婚 （１）：ナポレオンとジョゼフィーヌ</title>
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		<pubDate>Thu, 27 Sep 2018 03:14:45 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[francechapeau]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[フランス人男性]]></category>
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		<category><![CDATA[年の差]]></category>
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		<description><![CDATA[フランスの歴史に名を残した政治家、君主などの伝記を紐解くと年の差婚に遭遇します。 例えばアンリ二世(1519-...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><strong>フランス</strong>の歴史に名を残した政治家、君主などの伝記を紐解くと年の差婚に遭遇します。</p>
<p>例えばアンリ二世(1519-49)は自身が7歳で捕虜としてスペインへ送られた際、20歳年上のフランス人貴族ディアーヌ・ド・ポワチエの世話になりました。その後成人したアンリ２世は未亡人となったディアーヌを寵姫として迎え入れました。</p>
<p>ナポレオンは10年に及ぶフランス革命を終結させ、帝国を築き、国内を安定化させました。一方ヨーロッパ大陸を支配すべく、10年以上も戦争に従事しました。そんなナポレオンの最初の配偶者は６歳年上のジョゼフィーヌでした。</p>
<p>ここでは近代フランスを築いたとも言われるフランスの国民的英雄ナポレオンとジョゼフィーヌの恋愛と年の差婚について紹介します。</p>
<p>権謀術数に長け武力でヨーロッパ大陸を支配しようとしたナポレオンはどのような経緯から年の差婚をすることになったのでしょうか。周囲の人々は彼らの年の差婚どのように受け止めたのでしょうか。年の差婚はナポレオンの政治支配に関わっていったのでしょうか。</p>
<h2>ナポレオンの配偶者、ジョゼフィーヌ</h2>
<p>若く無名の軍人だったナポレオンは、恐怖革命直後 (1795年)にパリの民衆の暴動を軍事力で抑えたことがきっかけとなり、時の権力者から注目されつつありました。<img class="size-medium wp-image-560 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/napoleon-bonaparte-62860_1920-249x300.jpg" alt="" width="249" height="300" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/napoleon-bonaparte-62860_1920-249x300.jpg 249w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/napoleon-bonaparte-62860_1920-768x927.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/napoleon-bonaparte-62860_1920-849x1024.jpg 849w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/napoleon-bonaparte-62860_1920-728x879.jpg 728w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/napoleon-bonaparte-62860_1920.jpg 1591w" sizes="(max-width: 249px) 100vw, 249px" /></p>
<p>当時26歳のナポレオンはそんな政治的混乱と反動的な機運が混在するパリの社交界で、複数の有力政治家の愛人だったジョゼフィーヌと出会いました。</p>
<p>二人が出会った当初、夫を恐怖政治で失ったばかりのジョゼフィーヌはパリ社交界の花形でした。ナポレオンは、コルシカから出てきたばかりの、経験の浅い軍人でした。</p>
<p>二人の力関係は断然ジョゼフィーヌがナポレオンに優っていました。当時のナポレオンは経験があり成熟した女性らしさを身につけた年上の女性、ジョゼフィーヌをとても魅力的に感じました。</p>
<p>ジョゼフィーヌはカリブ海のフランス植民地マルチニック島生まれで、砂糖農園を経営する富裕貴族の娘でした。<img class="size-medium wp-image-566 alignright" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/caribbean-1822544_1920-300x242.jpg" alt="" width="300" height="242" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/caribbean-1822544_1920-300x242.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/caribbean-1822544_1920-768x620.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/caribbean-1822544_1920-1024x826.jpg 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/caribbean-1822544_1920-728x587.jpg 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>ジョゼフィーヌは16歳でフランスへ渡り、貴族の中でも名門のボーアルネ氏と結婚し、一男一女を得ました。しかし夫の暴君的態度に耐えられず、若いジョゼフィーヌは別居を決意し、一旦故郷のカリブ海へ戻りました。</p>
<p>その後フランス革命が始まるとジョゼフィーヌは再び本国フランスの夫の元へ戻りました。恐怖政治の時代には大貴族を象徴する名字が災いし、夫婦共々投獄され、夫は処刑されました。</p>
<p>しかしジョゼフィーヌは運良く処刑を逃れました。恐怖政治が終焉した後、ジョゼフィーヌは夫という財政的後ろ盾を失って一文無しでした。ジョゼフィーヌはパリで未亡人として生きて行くことを余儀なくされました。</p>
<p>彼女はその美貌と人付き合いの良さで、当時もっとも影響力のある政治家を何人も愛人として迎え入れることによって金銭的援助を得て、社交界の花形となったのです。</p>
<p>また洗練された物腰と貴族女性らしい優雅なマナーをもったジョゼフィーヌは、恐怖政治で味わった未曾有の恐怖心を忘れるべく、浪費生活と数多くの恋愛を楽しみました。</p>
<p>後にジョゼフィーヌはナポレオンとの子供ができなかったため離婚を余儀無くされます。前夫との間には子供ができた彼女がナポレオンとの間には子供ができなかったのは、恐怖政治を体験してショックから子供を産めない体になってしまったからだったのではないか、と言われています。</p>
<h2>ナポレオンとジョゼフィーヌの出会い</h2>
<p>26才のナポレオンがジョゼフィーヌに出会った頃、ジョゼフィーヌは33歳の女盛りでした。当時愛人の一人だった有力政治家バラスはジョゼフィーヌを手放したいと考えており、バラスを通じて二人は知り合ったという説があります。</p>
<p>ナポレオンはジョゼフィーヌを一目見て気に入りました。二人が出会って2週間後にナポレオンは軍の最高司令官に任命されました。それまでナポレオンに対して無関心だったジョゼフィーヌですがこの時からナポレオンを再婚相手候補として見るようになったと言われています。</p>
<p>その結果ジョゼフィーヌは年下のナポレオンにアプローチするために、次の手紙を送りました。</p>
<p>「あなたはあなたを愛している友人に会うことはもうありません。あなたは完全にわたしを捨てました。 あなたは間違っています、わたしはあなたに愛着があります。 明日わたしと一緒に昼食に来てください。 わたしはあなたに会い、あなたの事について話す必要があります。」</p>
<p>これに対してナポレオンはすぐさま返答しました。</p>
<p>「何が理由で、あなたはあのような手紙を書いたか私には想像すらできません。あなたの友情を最も望んでいるのは私以外の何者でもないのですから。また必要とあれば、私は自分の気持ちを証明するために何でもする所存です」</p>
<p>これらの手紙を交換してまもなくしてから、二人の恋愛が始まりました。二人はフランス人ではありましたが、いわゆるフランス本土ではなく南方の出身でした。ナポレオンは16世紀までイタリアの支配下にあったコルシカ島という地中海の島の出身でした。</p>
<p>ナポレオンとジョゼフィーヌの出会いと恋愛はフランス革命の時代に見合ったものでした。正確にはこのころは若いナポレオンが一方的にジョゼフィーヌに対して恋愛感情を抱いていました。ナポレオンにとってジョゼフィーヌとの関係はまさしく初めて本気になった恋愛でした。</p>
<p>多くの男性を虜にしてきたジョゼフィーヌにとって、恋愛経験の浅いナポレオンをその気にさせてしまうことは容易いことでした。ナポレオンはジョゼフィーヌが自分に関心を持ってくれたことを純粋に喜び、彼女に全身全霊を傾けました。</p>
<h2>ナポレオンがジョゼフィーヌに魅かれた理由</h2>
<p>ではナポレオンは６歳年上のジョゼフィーヌのどこに惹かれたのでしょうか。決め手となった一番の理由は美貌ではありませんでした。</p>
<p>後にナポレオンは、ジョゼフィーヌの「洗練されたマナーと経験知」に惹かれたと告白しています。また当時ジョゼフィーヌの周りにいた人々も次のような証言を残しています。</p>
<p>「ジョゼフィーヌはパリの社交界で一番の美女ではありませんでした。でも彼女は最も魅力的な女性でした。その理由は気分が安定しており、性格がわかりやすく、親切だったからです。彼女の話すフランス語には、カリブ海特有のアクセントがあったことも彼女の女性としての魅力を強め、全ての男性がジョゼフィーヌに魅了される理由でした。」(a)</p>
<p>「ジョゼフィーヌはこの頃まだ若かったです。歯並びが良くなかったので、口を閉じて少し離れたところから見ると、若く可愛らしい女性に見えました。美人とは言えませんが、彼女の持つ独特の何かが、彼女と関わる全ての男性にアピールしました。」(a)</p>
<p>ジョゼフィーヌは当時虫歯に悩まされており、それを隠すために笑うときに必ず口に手を当てていたが、それがまた優雅な所作だったと言います。<img class="size-medium wp-image-561 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/rose-2980163_1920-300x200.jpg" alt="" width="300" height="200" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/rose-2980163_1920-300x200.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/rose-2980163_1920-768x512.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/rose-2980163_1920-1024x683.jpg 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/rose-2980163_1920-728x485.jpg 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>このようにジョゼフィーヌは外見的に十分魅了的でしたが、美女と呼ばれるタイプではありませんでした。</p>
<p>しかし彼女は関わる全ての男性を虜にするほどの強烈な外見上、そして内面から醸し出される魅力を持ち合わせており、多くの男性のハートを鷲掴みにしました。</p>
<p>ジョゼフィーヌは肉体的にも、精神的にも、女性らしさ、フェミニンさを全面に押し出した女性だったのでしょう。</p>
<p>南の島で生まれ、育ったためにジョゼフィーヌにはフランス本土で育ったフランス人の貴族女性にはない、ふくよかさ、ナチュラルさ、シンプルさ、また刹那主義的な生き方、そうしたものをすべて持ち合わせていました。</p>
<p>同時にジョゼフィーヌはかつてフランスの超有名貴族と結婚をしていたため、パリ社交界における立ち居振る舞いについても完璧でした。</p>
<p>さらにジョゼフィーヌは人心術にも長けており、当時無名の野心家で孤独だったナポレオンが求めていたもの、気遣い、優しさ、安らぎなどを即座に差し出すことができるような女性でした。</p>
<p>そしてジョゼフィーヌはパリ社交界で新参者のナポレオンを虜にし、年の差婚と相成りました。</p>
<h2>ナポレオンとジョゼフィーヌの年の差婚</h2>
<p>ナポレオンはジョゼフィーヌと出会った当時地方育ちの裕福な出の女性と婚約をしていました、しかし彼は迷うことなくこの婚約を破談にしました。</p>
<p>ナポレオンは当初ジョゼフィーヌが資産家だったと思っていた節があります。ところがそうでないとわかってからも、彼の結婚の意志は変わらなかったと言います。つまりナポレオンにとっては正真正銘の恋愛結婚でした。</p>
<p>ではジョゼフィーヌの方ではなぜナポレオンとの年の差婚を決めたのでしょうか。</p>
<p>当時のフランスの上流階級では恋愛と結婚は一致せず、ましてや未亡人で無一文となったジョゼフィーヌがナポレオンとただ恋愛感情だけで結婚したとは考えられません。ジョゼフィーヌは自分が若くないことを自覚し、金銭的な理由からナポレオンのプロポーズを受けて結婚したと考えるのが妥当です。</p>
<p>ナポレオンは、その後結婚が引き起こす政治的困難、つまり世継ぎの問題についてはそこまで自覚しておらず、またジョゼフィーヌ自身の思惑についても全く無頓着でした。</p>
<p>ナポレオン個人にとって、恋愛が何よりも勝りました。そして自分の恋愛感情を優先してジョゼフィーヌと<strong>年の差</strong>婚を果たしました<strong>。</strong></p>
<p>ところがナポレオンの故郷コルシカに住む実家の人々は二人の結婚を快く思いませんでした。</p>
<p>特に敬虔なカトリックの信者であるナポレオンの母親はジョゼフィーヌが年上で、既婚だった事実については目を瞑ることができましたが、何人もの愛人を持ったジョゼフィーヌを断じて自分の息子にふさわしい結婚相手としては許すことはできませんでした。</p>
<p>そのため、ナポレオンは実家には結婚についてなんの事前報告もせず、ジョゼフィーヌと極秘結婚しました。<img class="size-medium wp-image-563 alignright" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/france-1489367_1920-300x300.png" alt="" width="300" height="300" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/france-1489367_1920-300x300.png 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/france-1489367_1920-150x150.png 150w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/france-1489367_1920-768x768.png 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/france-1489367_1920-1024x1024.png 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/france-1489367_1920-728x728.png 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>革命以来結婚式は役所で執り行われるようになっていました。ナポレオンは自分自身の結婚式に二時間遅れてやってきたと言います。そして仕事が忙しかった、と言い訳したそうです。</p>
<p>実際のところ、ナポレオンはわざと遅刻したのではないかと言われています。ナポレオンは彼特有のエゴイズムで自分が愛している人を含めた全ての人との関わりにおいて、常に自分が優位な立場になることにこだわりました。ナポレオンには感情的に幼稚なところがあった、と言われる所以です。</p>
<p>ナポレオンとジョゼフィーヌは年齢を偽って結婚しました。彼らの婚姻記録には、ジョゼフィーヌは実際年齢よりも３歳若く、ナポレオンは実際年齢よりも３歳年上の年齢が記載されています。</p>
<p>これらのことから６歳の年の差婚といえども、年上の女性と結婚するということは、19世紀初頭のフランスの支配階級では社会的仕来りに反する側面があったことが理解されます。</p>
<h2>結婚後のナポレオン</h2>
<p>結婚後もジョゼフィーヌの浮気癖は続きました。ナポレオンがしばしば戦場に赴いたためにパリで浮気をするのは難しくなかったのです。また戦場に来て欲しいというナポレオンの要請にも耳を貸すことはありませんでした。</p>
<p>ナポレオンはエジプト遠征中にジョゼフィーヌと美男で若い騎兵大尉との浮気について聞き知り、ジョゼフィーヌに浮気を止めるよう手紙を送りましたが、その手紙がイギリス軍に渡り、イギリスの新聞にすっぱ抜かれてしまいました。</p>
<p>この時ナポレオンは怒り心頭でついにジョゼフィーヌとの離婚を決意しました。しかしジョゼフィーヌの二人の連れ子に嘆願され情を絆し、また自身はジョゼフィーヌを愛していたことから、離婚を思いとどまったそうです。</p>
<p>その後ナポレオンはトントン拍子に出世し、フランス帝国の皇帝の座に就きます。彼の成功は上流階級のマナーを熟知し、人脈が広かったジョゼフィーヌのサポートなしには考えられませんでした。</p>
<p>ナポレオンが皇帝になった頃にはナポレオンとジョゼフィーヌの力関係は逆転していました。その頃ジョゼフィーヌはナポレオンを真摯に愛するようになり、一方ナポレオンは浮気をするようになりました。ナポレオンはパリ以外の土地でジョゼフィーヌ以外の愛人を持ち、私生児も誕生しました。</p>
<p>一方政治的にもナポレオンにとってジョゼフィーヌとの結婚は不都合なものとなっていきました。1804年に世襲制の皇帝の位に就いた後ナポレオン皇帝は現実問題として「世継ぎ」が必要となったからです。</p>
<p>ナポレオンは1806年にプロイセンとの戦争に突入しますが、この時既婚のポーランド貴族女性に一目惚れしました。この女性はナポレオンにとって最もお気に入りの愛人だったと言われています。</p>
<h2>ナポレオン法典とジョゼフィーヌ</h2>
<p>ナポレオンは「近代民法の祖」と言われるナポレオン法典を編纂しました。ナポレオンはフランス革命以前にあった伝統的な家族観を復活させ、それを近代的な民事的結婚の制度と結びつけました。</p>
<p>ナポレオンはナポレオン法典における家族についての項目を編纂するにあたって、フランス社会の秩序安定化を何よりも優先させました。</p>
<p>自身は恋愛感情から後先について考えずにジョゼフィーヌと年の差婚を実現させたのにもかかわらず、ナポレオン法典では「結婚は家族の地位の維持、向上の手段として重視される」と規定し、結婚を何よりも社会秩序安定の手段と捉えました。<img class="size-medium wp-image-468 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/hammer-719066_1920-300x225.jpg" alt="" width="300" height="225" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/hammer-719066_1920-300x225.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/hammer-719066_1920-768x576.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/hammer-719066_1920-1024x768.jpg 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/hammer-719066_1920-728x546.jpg 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>ナポレオン法典において、夫が浮気をした妻を殺すことすらできることになっている（姦通罪）のは、ナポレオンがジョゼフィーヌの浮気に散々悩まされたからだとも考えられます。しかしこれは象徴的なことで、実際フランス社会でこの法律が運用されたことはなかったそうです。</p>
<p>またナポレオン法典は嫡子、婚外子との間に権利上の差を設け、婚外子には相続権が認められませんでした。</p>
<p>ジョゼフィーヌはナポレオンとの子供に恵まれない一方で、ナポレオンには婚外子がいましたが、ナポレオンはこれらの子供を世継ぎにすることはありませんでした。この点でもナポレオンが社会の秩序の安定化を第一義に考えたことがしのばれます。</p>
<p>唯一ナポレオンが自身の状況を考慮して草案したと思われるのが、ナポレオン法典が離婚を認めた点です。この点では自分の世継ぎの問題が頭をかすめたのではないのでしょうか。</p>
<p>そしてナポレオンは1810年にジョゼフィーヌの気持ちを慮って遅れ遅れにしてきた年の差婚をご破算にして、離婚を決意します。そしてオーストリア皇帝フランツ1世と同盟を結ぶために、その長女マリー・ルイーズと再婚しました。</p>
<p>ナポレオンは自虐的に「腹と結婚した」と言ったと伝えられています。ジョゼフィーヌとの離婚はナポレオンにとって大きな心の葛藤が伴う決断でした。</p>
<p>1811年にマリー・ルイズはめでたく男児を出産しましたが、その後ナポレオンはヨーロッパとの戦争に敗れ、敗退したため、世継ぎの問題も消滅しました。</p>
<h2>終わりに</h2>
<p>離婚によってジョゼフィーヌは大きな心の痛手を受けました。しかし同時にナポレオンから手厚い保護も受けました。彼女は多額の年金を受け取るとともに、離婚後パリ郊外のマルメゾン城に住み、そこで静かに余生を暮らしました。彼女はバラが好きでイギリスなどから珍しいバラをたくさん取り寄せて、美しいバラの庭園を作りました。<img class="size-medium wp-image-562 alignright" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/rose-174817_1920-300x225.jpg" alt="" width="300" height="225" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/rose-174817_1920-300x225.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/rose-174817_1920-768x576.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/rose-174817_1920-1024x768.jpg 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/rose-174817_1920-728x546.jpg 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>ナポレオンがエルバ島に流された後もジョゼフィーヌはナポレオンにできうる限りの支援をしたと言います。一方ナポレオンが生涯をかけて愛したのもジョゼフィーヌでした。彼の臨終の際の最後の言葉は「ジョゼフィーヌ」だったと言われています。</p>
<p>フランス革命の頃から<strong>恋愛</strong>結婚が始まったと言われるますが、ナポレオンとジョゼフィーヌの恋愛、年の差婚はそれを象徴しています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>『ジョゼフィーヌ―革命が生んだ皇后』 白水社、1989年</p>
<p>&nbsp;</p>
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