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	<title>結婚 &#8211; フランスシャポー</title>
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	<description>パリ移住経験のあるルバンがフランスの情報をお届けします。</description>
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		<title>５つのグラフから読み解くフランス人の異性婚、同性婚の特徴ー結婚離れが進むー</title>
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		<pubDate>Sun, 23 Jun 2019 13:36:50 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[francechapeau]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[フランス発ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[フランス人]]></category>
		<category><![CDATA[特徴]]></category>
		<category><![CDATA[結婚]]></category>

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		<description><![CDATA[ここではフランス人の最新の結婚事情（2017年）について５つのグラフから読み取れる最新の特徴をお伝えします。 ...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>ここではフランス人の最新の結婚事情（2017年）について５つのグラフから読み取れる最新の<strong>特徴</strong>をお伝えします。</p>
<p>結論から言えば、パックスに押されて、フランス人の同性婚を含めた結婚数は減少傾向が続いています。</p>
<h2>１）同性婚を含めても、結婚するフランス人の総数は減少傾向にある</h2>
<p>2012年以来フランスでは結婚する人の数が減少し続け、2016年は最低数を記録しました。<img class="size-medium wp-image-1224 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/achin1-mariage-300x161.png" alt="" width="300" height="161" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/achin1-mariage-300x161.png 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/achin1-mariage-728x390.png 728w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/achin1-mariage.png 738w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>それから1年経った2017年は結婚する人の数はやや持ち直したものの、結婚するフランス人が減少しつつある、という一般的な傾向には歯止めがかかっていません。</p>
<p>結婚とは、正確には、役所に婚姻届を提出したカップルの数を指します。</p>
<p>2017年フランスでは226.671件の異性間の結婚、そして7244件の同性間の結婚が執り行われました。</p>
<p>結婚が減少傾向を続ける理由としては、フランス人が結婚以外の関係を選択することが増えたからです。下のグラフを見ると結婚をやめてパックス（PACS)を選ぶ人が増加しています。</p>
<p>2017年には186.000件のパックスによるカップルが誕生しましたが、その割合は結婚の80パーセントに迫る勢いです。<img class="size-medium wp-image-1250 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/bchin2-pacs-300x223.png" alt="" width="300" height="223" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/bchin2-pacs-300x223.png 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/bchin2-pacs-768x570.png 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/bchin2-pacs-728x540.png 728w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/bchin2-pacs.png 780w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>結婚とパックスを合計すると以前は優勢だった事実婚（ユニオンリーブル）を上回っています。</p>
<p>まったく何もしないで同棲するのではなく、何らかの枠組みのもとで関係を育みたい、と考えるフランス人が多いことがわかります。</p>
<p>つまりいわゆる「フランス婚」（事実婚）が本国フランスでそれほど人気が高いわけでもない、ことを示しており、フランス人のある種の安定志向が読み取れます。</p>
<h2>２）男性同士の同性婚の７パーセントのフランス人カップルでは、二人の年齢差が20歳以上に及ぶ</h2>
<p>2017年に7244件の同性婚が祝福されました。これは前年度をわずかに上回った数字です。<img class="size-medium wp-image-1247 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/achin6-differencesgay-300x227.png" alt="" width="300" height="227" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/achin6-differencesgay-300x227.png 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/achin6-differencesgay-768x580.png 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/achin6-differencesgay-728x550.png 728w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/achin6-differencesgay.png 796w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>同性婚が合法化された2013年以来フランスでは、これまでに合計4万組の同性婚カップルが誕生しました。</p>
<p>その中の男女の比率は男性間の同性婚が21.000件、女性同士の同性婚が19.000件です。</p>
<p>男性の同性婚の数が上回ってはいるものの、それほど差がありません。</p>
<p>先日テレビの対談でピーコさんのボーイフレンドが20歳以上年下の若い男性だ、と話されているのを聞きましたが、フランスでもそうした年齢差の離れた同性婚のカップルが目立つ特徴となっています。</p>
<h2>３）フランス人の結婚は晩婚化している</h2>
<p>過去20年の間にフランス人の結婚年齢は5歳以上も遅くなりました。1997年にはフランス人女性は平均30歳で結婚しましたが、現在フランス人女性の平均結婚年齢は35歳と晩婚がなりました。<img class="size-medium wp-image-1226 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/achin３-differences-300x233.png" alt="" width="300" height="233" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/achin３-differences-300x233.png 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/achin３-differences-768x596.png 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/achin３-differences-728x565.png 728w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/achin３-differences.png 790w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>フランス人男性の結婚年齢はかつては32歳だったのが、現在では38歳まで上がりました。</p>
<p><strong>結婚</strong>年齢が上昇すると、すべての人生のイベントも遅くなっていく傾向があります。</p>
<p>カップルとして成立するのが遅いと、別れるのも遅くなります。フランスでは同棲をせずに結婚するカップルというのがほとんどいません。</p>
<p>またパックスを交わした後で結婚に移行するカップルもいます。</p>
<p>何年か共同生活をしてカップルとしての適正を見極めてから、結婚に踏み切るカップルもいます。そうなると、必然的に子供を産む年齢も遅れていきます。</p>
<p><strong>同性婚</strong>をする男性の平均年齢は44.3歳、女性は39.3歳とこちらは異性どうしの結婚の平均年齢をさらに上回る結果となっています。</p>
<p>このように今日のフランスにおいて晩婚は一大特徴と言ってもいいでしょう。</p>
<h2>４）３組の内２組の結婚で、女性が男性よりも若い</h2>
<p>多くのカップルでは、女性が結婚相手の男性よりも年齢が若いという特徴はこの20年以来変わっていません。1997年に女性は平均で２．５歳若かったのですが、2017年も２．６歳とほぼ横ばい状態です。</p>
<p>一方、男性のほうが女性よりも若いカップルは全体の23パーセントで、１２パーセントのカップルは同い年です。これらの特徴も1997年以来変わっていません。</p>
<p>また年齢差の離れたカップルの割合も横ばい傾向が続いています。１０歳以上歳の離れた男性と結婚する女性のカップルは10パーセント、１０歳以上女性が男性よりも年上の結婚は２パーセントにすぎません。</p>
<p>フランス人は自由恋愛を楽しむというイメージがありますが、実際にはフランス人は子供を産めるか産めないか、産むか産まないかを見極めてからパートナーを選んでいることが読み取れます。</p>
<h2>５）異性婚よりも同性婚のほうが、パートナー間の年齢差が拡大傾向にある</h2>
<p>同性婚では配偶者間の平均年齢差が６．1年と異性婚の４．３歳を上回ります。<img class="size-medium wp-image-1251 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/bchin5-hogays-300x236.png" alt="" width="300" height="236" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/bchin5-hogays-300x236.png 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/bchin5-hogays-768x603.png 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/bchin5-hogays-728x572.png 728w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/bchin5-hogays.png 774w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>とりわけ男性どうしの同性婚のカップルでは、平均で７歳以上も年齢が離れています。</p>
<p>同性婚が合法化された2013年当初、男性のカップルで50才、女性のカップルで40才が同性婚の平均でした。</p>
<p>ところが４年だって同性婚に踏み切る年齢も下がってきています。</p>
<p>2017年現在、男性では平均で45才、女性では40才で同性婚に踏み切っています。これは同性婚が社会に根付いてきたことを示しているのではないでしょうか。</p>
<h2>最後にー日本の状況と比較して言えること</h2>
<p>総じて、社交的な国民性を持つフランス人は、結婚に背を向けつつも、人生を謳歌するにはパートナーの存在が不可欠だと考えています。</p>
<img class="size-medium wp-image-1232 alignright" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/hearts-37308_1280-300x195.png" alt="" width="300" height="195" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/hearts-37308_1280-300x195.png 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/hearts-37308_1280-768x498.png 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/hearts-37308_1280-1024x664.png 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/hearts-37308_1280-728x472.png 728w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/06/hearts-37308_1280.png 1280w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" />
<p>フランスでも異性婚においては、男性のほうが女性よりも年齢が高いことが「ふつう」です。</p>
<p>それでも全般的に結婚が晩婚化しているため、女性が子供を産む年齢も上昇しています。</p>
<p>現在先進国の中では、フランスはアメリカとともに比較的高い出生率を保っています。この二つの国では合計特殊出生率が２で、これはなんとか人口を維持するだけの頭数の子供が生まれていることを意味します。</p>
<p>ちなみに日本は1.4で少子化傾向に拍車がかかっています。</p>
<p>フランスの例から読み取れることは、子供が生まれてからの負担を軽減する措置に加えて、不妊治療の財政的援助も少子化に歯止めをかけるための一案である、ということです。</p>
<p>ちなみに、フランスでは社会保障制度の中に制限回数付きの不妊治療が含まれるようになりました。</p>
<p>しかし今後<strong>フランス人</strong>女性の晩婚化がさらに進んだ場合、いくら不妊治療を促進しても、年齢的な理由から出生率に悪影響を及ぼす可能性も出始めるのではないでしょうか。</p>
<p>同性婚において、フランス人のカップル事情は子供を持つことを前提とした異性婚よりも自由である、という結果が出ました。</p>
<p>それは平均すると、同性婚の平均年齢が異性婚のそれよりも遅いという点に端的に現れています。またパートナー間の年齢差も同性婚の方が異性婚よりも大きいという特徴があります。</p>
<p>これらの同性婚の傾向は、子供ではなく、純粋に人生の最前のパートナーを選び取った結果を示していると言えるのではないでしょうか。</p>
<p>生涯を共にする、と思えるようなパートナーをフランス語でhomme de sa vie, femme de sa vieと言いますが、そのような相手に巡り合うためには、ある程度の人間的成熟が必要になることを示しているのではないでしょうか。</p>
<p>20才以上の年齢の開きがある男性の同性婚のカップルにしても、どちらか一方の人間的成熟度がカップルのバランスの決め手となっていると考えられます。</p>
<p>現在日本でも比較的年齢の高い層の人たちの婚活もあたりまえになりつつありますが、その背景には人間的成熟度に焦点を当てたパートナー探し、といった側面もあると思います。</p>
<p>25才で求める相手と35才で求める相手は多少異なるかもしれませんが、40才を超えたパートナーの場合、その違いはさらに際立っていきます。</p>
<p>40才を過ぎれば、それ以下の年齢に比べ、人生における取捨選択がある程度明確になっているため、自分が望むパートナー像も明確化しています。</p>
<p>しかし、酸いも甘いもかみわけた成熟した女性は子供を産みにくい年齢に達している、というジレンマがあります。</p>
<p>そう考えると、多くのフランス人が若い頃に子供を持ちつつも、その後別れと出会いを繰り返す理由も透けてみえてきます。</p>
<p>子供かパートナーシップのどちらの充実を望むか。</p>
<p>現代のような変化の多い世の中で、一度の結婚で求めうるものをすべて同時に手中に入れられる人というのは、相当ラッキーな人だと言えるでしょう。</p>
<p>フランスフィガロ紙より　https://apc01.safelinks.protection.outlook.com/?url=http%3A%2F%2Fwww.lefigaro.fr%2Factualite-france%2F2019%2F02%2F26%2F01016-20190226ARTFIG00192-le-nombre-de-mariages-en-france-reste-historiquement-bas.php&amp;data=02%7C01%7C%7Cd6d7e2d7fd3349ca5b9508d6f21f58b0%7C84df9e7fe9f640afb435aaaaaaaaaaaa%7C1%7C0%7C636962613788349421&amp;sdata=uJqwUzMykFMfN5X7ar2hQOxK4fdZhW8E4zAzgE6YdKg%3D&amp;reserved=0</p>
<p>&nbsp;</p>
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		<title>フランス人女性はなぜ結婚すると苗字を変えるのか</title>
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		<pubDate>Mon, 11 Feb 2019 08:37:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[francechapeau]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[フランス豆知識]]></category>
		<category><![CDATA[フランス人]]></category>
		<category><![CDATA[結婚]]></category>
		<category><![CDATA[苗字]]></category>

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		<description><![CDATA[日本では結婚した後、妻は普通夫の苗字を名乗ります。 このパターンは結婚して家庭に入る、というのが当たり前の時代...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>日本では結婚した後、妻は普通夫の苗字を名乗ります。</p>
<p>このパターンは結婚して家庭に入る、というのが当たり前の時代には問題なかったかもしれません。しかし日本でも働く女性の数が増えると、結婚して<strong>苗字</strong>を変えるという行為には不利益が伴うことを意識せざる終えません。</p>
<p>結婚して苗字が変わったことを会社や仕事関係の人に伝えなければならない、関係がある人々に新しい名前を覚えてもらう必要がある、通称として旧姓を使い続けるにしても、戸籍や公的文書を全て新姓に変更しなければならない、などの手間がかかります。</p>
<p>仕事などの場面で通称として旧姓を使用することを選択した女性は、仕事用のハンコと行政上のハンコと二つ用意しなければなりません。</p>
<p>それとは別に、名前は個人のアイデンティティーの拠り所でもあります。</p>
<p>婚姻後男女どちらかの姓に統一しなければならない、という法律があるだけですが、大半の日本人女性は社会慣習に従って夫の姓を採用します。</p>
<p>唯一日本人女性が夫と異なる苗字を名乗ることができるのは、国際結婚をした場合で、戸籍上も夫婦別姓を採用することができます。</p>
<p>ではフランスでは結婚したら妻が夫の苗字を名乗るのでしょうか。</p>
<h2>ヨーロッパにおける既婚女性と姓</h2>
<p>結論から言えば、日本と同様にフランスでも、結婚したあとは妻が夫の苗字を名乗ることが当たり前とされています。</p>
<img class="size-medium wp-image-813 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/02/woman-at-cafe-3751069_1920-300x298.png" alt="" width="300" height="298" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/02/woman-at-cafe-3751069_1920-300x298.png 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/02/woman-at-cafe-3751069_1920-150x150.png 150w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/02/woman-at-cafe-3751069_1920-768x763.png 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/02/woman-at-cafe-3751069_1920-1024x1018.png 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/02/woman-at-cafe-3751069_1920-728x723.png 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" />
<p>ヨーロッパ（欧州連合）では、ドイツ、イギリス、オーストリア、フランス、アイルランド、スエーデン、フィンランドなどの国では、夫の名前を採用することが当たり前（85パーセント以上）とされています。</p>
<p>ということは、これら以外のヨーロッパの国々ではそうでもありません。</p>
<p>これらの国々において、法律によって婚姻後妻が夫の苗字を名乗らなくてはならない、と決められているわけではありません。</p>
<p>イギリスでは結婚の際、苗字に関する法律的決まりごとは何もありませんし、既婚カップルに生まれた子供が父親の姓を名乗らなければならないという法律もありません。</p>
<p>スウェーデンやフィンランドなどでは、夫婦どちらかの苗字を採用して、子供にもそれを名乗らせるか、もしくは夫婦はそれぞれそれまでの苗字を保持し、子供にはどちらかの苗字を名乗らせる、となっています。</p>
<p>それでも妻が夫の苗字を名乗るのは、それが社会風習だからです。</p>
<p>これらの既婚女性が夫の苗字を名乗ることが当たり前の国々の中で、唯一フランスのみ2003年まで子供が母親の名前を名乗ることを禁じていました。</p>
<p>現在91パーセントのフランス人の既婚女性が夫の名字を名乗っています。</p>
<h2>フランス王政とサリカ法（古代ゲルマンの慣習法）</h2>
<p>フランスの結婚と苗字の関係の歴史的期限をたどると、ゲルマン族の風習、サリカ法にたどり着きます。サリカ法によって、中世以来のフランス王国では王位継承権を持つのは男性に限られていました。</p>
<p>イギリスではこのようなことはありませんでした。イギリスには王位継承権を持った女王が存在しましたし、現在も女王が君臨しています。</p>
<p>フランスにはイギリスのような女王はかつて存在したことがありません。女王はあくまでも、男性の王位継承者の配偶者として存在しました。</p>
<p>フランスは意外に男社会です。それが現在にも続いています。</p>
<p><img class="size-medium wp-image-807 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/02/marriage-168831_1920-300x200.jpg" alt="" width="300" height="200" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/02/marriage-168831_1920-300x200.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/02/marriage-168831_1920-768x512.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/02/marriage-168831_1920-1024x683.jpg 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/02/marriage-168831_1920-728x485.jpg 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" />イギリスではサッチャー首相、メイ首相など女性の国家元首が複数登場しましたが、それはイギリスでは国家元首として女王を認める、という文化の名残と言えます。</p>
<p>ドイツにもメルケル首相が誕生しました。しかしフランスにはまだ女性大統領が誕生していません。</p>
<p>たまたま国民投票でこれまで大統領に選ばれるほどの女性候補がいなかった、とも考えられますが、フランスのサリカ法の影響で、女性が国家元首になりにくい現実があるとも考えられるのではないでしょうか。</p>
<h2>フランス人女性は苗字を変えることについてどう思っているの？</h2>
<p>これまで、大半のフランス人の既婚女性が夫の姓を名乗っており、その割合はヨーロッパでダントツであることを指摘しました。</p>
<p>では<strong>フランス人女性</strong>は結婚して夫の苗字を変えるという社会風習について、どう思っているのでしょうか。</p>
<p>フランス人女性は夫の苗字を名乗りたい、と考えていますが、その理由は離婚率が高くなったからです。</p>
<p>フランスでは、夫の苗字を名乗ることと離婚率の上昇には大きな因果関係があるのです。</p>
<p>フランスの民法に従えば、もちろん離婚した女性は元夫の苗字を名乗る必要はありません。</p>
<p>それなのに離婚したフランス人女性が元夫の名字を名乗りたがるのは、何よりも自分の子供と同じ苗字でい続けたいからです。</p>
<p>子供のいないフランス人女性が離婚した後、元夫の苗字を名乗り続ける割合は20パーセント未満ですが、子供のいるフランス人女性の40パーセント以上が離婚した後も元夫の名字を名乗り続けています。</p>
<p>夫以外の名字を子供に名乗らせる、という法律改正にヨーロッパで一番時間のかかった国はフランスでした。</p>
<p>それでも2002年から2005年にかけて、フランスでも子供は父母のどちらかの名字を名乗れるように、民法が改正されました。</p>
<p>しかし現実には、夫の名字を名乗るという社会風習があまりにも強く残っているため、法律改正後子供が母親の名字を名乗る、というのはほとんどありません。この点で日本と大きく異なります。</p>
<p>その結果離婚後大半のフランス人女性が元夫の名字を名乗り続けるのは子供のため、と言えます。</p>
<p>それでも多くのフランス人女性が、内心では、夫ではなく、自分の名字を子供が名乗ってもいいじゃないか、とは考えています。<img class="size-medium wp-image-818 alignright" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/02/girl-2480361_1920-300x200.jpg" alt="" width="300" height="200" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/02/girl-2480361_1920-300x200.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/02/girl-2480361_1920-768x512.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/02/girl-2480361_1920-1024x683.jpg 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2019/02/girl-2480361_1920-728x485.jpg 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>フランス人男性は、結婚していようがいまいが、子供は父親の名字を名乗るべきだと考えます。</p>
<p>既婚のフランス人女性も同様に、自分も子供も夫の名字を名乗るべきと考えています。</p>
<p>一方離婚したフランス人女性の場合、子供には自分の名字、もしくは自分の名字と元夫の名字を両方名乗らせたいと考えています。</p>
<p>とりわけ一度離婚して再婚したフランス人女性は、子供が父母二人の名字を合わせ持つことを強く望んでいます。</p>
<p>法律が改正された結果、結婚後も自分の名字を子供に名乗らせることを選択したフランス人女性の場合でも、子供は母親の名字のみではなく、父母両方の名字をハイフンでつなげて名乗るべきでだ、と考えています。</p>
<p>また妻が自分ではなく妻自身の名字を名乗り続けることを受け入れたフランス人男性においては、そうでないフランス人男性よりも、子供が父母両方の名字を名乗ることに賛成する比率が増えます。</p>
<h2>今後フランス人女性と苗字の関係は変わるかもしれない</h2>
<p>ここではフランス女性の結婚後の苗字に対する習慣、考え方について見てきました。</p>
<p>結論としては、大変に保守的です。既婚のフランス人女性は日本人女性と同様、夫の名前を名乗ることを当たり前と考えています。</p>
<p>フランスには養子縁組などのシステムがない、という意味では、この傾向は日本以上と言えます。</p>
<p>フランスは離婚率の高いお国柄です。フランス人女性が離婚した場合、子供は通常夫の苗字を名乗李続けるために、彼女たちも元夫の苗字を名乗り続けたいと考えます。</p>
<p>それは母親として、離婚後子供と違う苗字になることが何よりも嫌だからです。</p>
<p>それでも離婚を経験したフランス人女性を中心に、子供は母親の名字を名乗ってもいいのではないか、と考える人が増えています。</p>
<p>民法が改正されて子供が母親の名字を名乗れるようになったこと、<strong>結婚</strong>率が減少する一方で離婚率が増えたこと、男女平等が進んだことなどの理由が挙げられます。</p>
<p>その結果、今後フランス人の苗字に対する考え方は今後変わっていくことが考えられます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>参考資料</p>
<p>Marie-France Valetas, Le nom des femmes mariées en Europe, in <em>La documentation française,</em></p>
<p>2009年12月１日</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
			</item>
		<item>
		<title>フランス人：恋愛と結婚の間　</title>
		<link>https://francechapeau.com/%e3%83%95%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%b9%e4%ba%ba%e7%94%b7%e6%80%a7-%e6%81%8b%e6%84%9b-%e7%b5%90%e5%a9%9a%e3%80%80/</link>
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		<pubDate>Thu, 27 Sep 2018 07:18:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[francechapeau]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[フランス人男性]]></category>
		<category><![CDATA[フランス人]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛]]></category>
		<category><![CDATA[結婚]]></category>

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		<description><![CDATA[今回はフランス人にとって愛、恋愛、結婚が何を意味するのかについて紹介します。え、そんな分かり切ったことを？と思...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>今回は<strong>フランス人</strong>にとって愛、恋愛、結婚が何を意味するのかについて紹介します。え、そんな分かり切ったことを？と思われるでしょう。</p>
<p>ところがこの３つの意味するところは、日本語とフランス語で微妙に異なるのです。例えばフランス語では、日本語のように愛と恋愛を区別しません。</p>
<p><em>amour</em> は日本語の「愛」と「恋愛」のどちらも意味します。日本語的に言うと恋愛というのはどちらかと言うと独身のカップルに使う言葉です。「恋する」と言うのは少し距離のある相手に使う気がします。結婚すれば「愛する」となります。</p>
<p>その区別がフランス語にはありません。結婚する前も後も変わりなくamourや aimerという言葉が使われます。</p>
<p>日本語では未婚と既婚で関係の質自体が恋愛から愛へと変わっていくのに、フランス語では恋愛と愛の区別はありません。</p>
<p>フランス人にとって恋愛と愛の違いはamourの色が変わっていくプロセスと言えるかもしれません。しかしそれによってamourの本質が変わる訳ではありません。</p>
<p>そう考えると、フランス人にとって重要なのは恋愛か結婚ではなく、愛があるか否かの一点に絞られます。そしてその愛が長く続く場合、どのような形でその関係にコミットしていくかという別の問題が生じます。日本のように恋愛から結婚へと道が決まっているわけではないのです。</p>
<p>そんなわけでここでは、フランス人男性、女性の体験談、そして作家哲学者による説明などを参考にしつつ、少し哲学的にフランス人の考える恋愛、愛、結婚について紹介します。</p>
<h2>多様な愛（Amour）の定義</h2>
<p>まず仏和辞典からAmourの定義を紹介しましょう。</p>
<p>仏和辞典の中でamourを探すと、そこには長―い説明が羅列されています。さすが愛の宗教と言われるカトリック教の伝統を持つ国、フランスです。その定義を読んでいくとフランス人男性、女性にとって愛というのは、日常生活のあらゆるところに存在するものだということが理解できます。<img class="size-medium wp-image-593 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/heart-762564_1920-300x200.jpg" alt="" width="300" height="200" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/heart-762564_1920-300x200.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/heart-762564_1920-768x512.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/heart-762564_1920-1024x683.jpg 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/heart-762564_1920-728x485.jpg 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<ul>
<li>愛、慈愛、愛情</li>
<li>愛、恋、恋愛</li>
<li>恋愛事件、恋愛体験</li>
<li>好み、愛着</li>
<li>恋人、情熱の対象、好きなもの</li>
<li>肉体関係</li>
<li>動物の発情、盛り</li>
</ul>
<p>（<em>Shogakukan Robert Grand Dictionnaire Français-Japonais</em>）</p>
<p>現代フランスにおいて、愛とはあらゆる人間関係に伴う肉体的、精神的、心理的上の様々な思い入れ、感情、気遣いと理解できます。</p>
<p>通りすがりの恋愛も愛だし、一生続く関係も愛です。慈愛という意味では、親の子に対する気持ち、隣人、クラスメート、そのほか周囲の人に対する広い意味での気遣いも愛です。</p>
<h2>カップルの愛</h2>
<p>様々な愛の形がある中で、カップルにとっての愛とは何でしょうか？実はこれに対して、全ての人が納得するような客観的な答えはありません。愛とは本質的に主観的なものです。</p>
<p>カップルの愛も状況によって様々な愛の形が想像できます。情熱、行為、恒常的な状態、その時々の気分、愛する人の気持ち、そして愛し合う二人の関係性、全てが愛と関係してきます。</p>
<p>ある哲学者は次のように愛の定義しています。</p>
<p>「愛とは友情でもなく、欲望でもなく、情熱でもありません。愛とはこれらの相反する傾向がありえない形で共存した状態です。なぜあり得ないかというと、これらの愛の構成要素は相互補完的に作用するわけではないからです。そこに愛の悲劇があり、偉大さもあります。異質の要素が混在しているので、不安定さを伴い、人々の日常生活の中で、壮大な、またはありふれたストーリーとして、私たちの日常生活の中で強力なエンジンとなりえます。」(France culture: Peut-on définir l’amour?)<img class="size-medium wp-image-592 alignright" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/couple-3064048_1920-300x145.jpg" alt="" width="300" height="145" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/couple-3064048_1920-300x145.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/couple-3064048_1920-768x372.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/couple-3064048_1920-1024x497.jpg 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/couple-3064048_1920-728x353.jpg 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>上の説明から、肉欲だけの関係では異性愛とは言えないことがわかります。その一方で友情だけで二人の間に「化学反応が起きない」つまり情熱や欲望が不在の場合も異性愛とは呼べません。</p>
<h2>国家と愛、恋愛</h2>
<p>日本ではフランスは恋愛大国として知られています。またフランス人は恋愛体質を持っているとも言われます。ところがフランスの歴史を見ると愛、恋愛や個人の幸福が結びつくようになったのは、ここ50年余りのことだったことがわかります。</p>
<p>国家の視点からみると、フランスでは自由な恋愛は結婚生活の安定を揺るがす「反逆」的なもの、危ないものとみなされてきました。この考え方を明文化したのが1804年に発布されたナポレオン法典でした。</p>
<p>ナポレオンは公共の秩序を樹立するために、結婚した男女の間に法的不平等を確立したのです。その結果夫婦愛が女性の幸福の原点であるというコンセンサスがあると同時に、結婚は男性の女性に対する支配、という矛盾した側面を持つこととなったのです。</p>
<p>当時のフランス人は堅苦しい民法によって定められた家父長制のなかで、愛と結婚の曖昧な関係について強く意識したことでしょう。</p>
<p>国家の安寧の礎としての家族を定義づけたナポレオンですら、自身の結婚には愛を求め、妻の不倫に耐えました。</p>
<p>ナポレオン法典によれば不倫をした既婚女性は姦通罪に問われましたが、同時に彼女たちは「犠牲者」ともみなされて、恩赦などの措置が取られることも頻繁にありました。</p>
<p>ボルデユーというフランスの有名な学者は「愛とは男女の恒常的対立における『休戦場』だ」と書いています。</p>
<p>このように愛は個人の幸福、男女の対立要素、そして国家の個人の私生活に対する介入が複雑に入り混じったフィールドなのです。</p>
<p>フランスで恋愛結婚が一般化したのは20世紀に入ってからのことでした。</p>
<p>そして結婚と愛、<strong>恋愛</strong>が全く同義語となるのは、人間の幸福にとって性が重要であると認識され、別名性革命とも呼べる「５月革命」後、1970年以降のことでした。</p>
<p>そして最近では同性愛者の結婚も合法化されました。</p>
<h2>日本人は愛と結婚を峻別する</h2>
<p>現代フランスでは、カップルの愛としては心理的、精神的な要素も重要ですが、それと同じぐらい相手に対する性的欲望、情熱も重視されます。</p>
<p>このような結婚のあり方に批判的なフランス人は、一般にフランス人が愛と恋愛を混同していると非難します。<img class="size-medium wp-image-608 alignright" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/calm-1853871_1920-300x200.jpg" alt="" width="300" height="200" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/calm-1853871_1920-300x200.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/calm-1853871_1920-768x512.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/calm-1853871_1920-1024x683.jpg 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/calm-1853871_1920-728x485.jpg 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>日本人の中にも、愛に情熱を求めたところで３年も経てば情熱など消えてしまうでしょう、そんな不安定なものを信用して結婚するわけにはいかないと反論する人がいます。</p>
<p>これに対して、あるフランス人は次のように答えてくれました。</p>
<p>「そうかもしれない。でも例え情熱が消えたとしても、激しい情熱が過去にあったという思い出が残り、それによって愛しあうカップルとしてやっていける」と。</p>
<p>相手に対するときめき、相手と物理的に接触することから生じる欲望や情熱を感じた時、日本ではそれを恋愛と呼びます。ところが、多くの日本人女性はそのままその恋愛感情を結婚後もある程度保持させていくことが難しいと考えています。</p>
<p>あるアンケートによれば、日本人女性が結婚に求めるものは恋愛感情以上に、相手と一緒にいるとほっとできる、金銭感情が似ているなどです。</p>
<p>日本では結婚を考えた時、現実的なことを考慮しないといけない気がします。実家との関係、兄弟が何人いるかから始まって相手の収入、勤務先、転勤はあるかどうか、などなど。</p>
<p>そしてもっとも重要なものは子供の存在です。日本人男性が若い女性を好むのは子供を生んで育てて欲しいからに違いありません。</p>
<p>そのような諸問題が優先され、結婚における「ときめき」「恋愛感情」の重要性は軽視されます。悩み相談のサイトを見るとそれが良くわかります。</p>
<p>例えば30歳を過ぎた未婚の女性が「私は結婚したい。でも相手にときめきを感じないので今までパートナーに巡り会わなかった。こんな私は結婚できないのでしょうか」などの質問を見かけることがあります。</p>
<p>それに対して多くの（既婚と思われる年上で経験のある）日本人女性が「ときめきを感じる相手」と結婚しようと考えるなんてナンセンス、だから結婚できないのよ、などとお叱りのレスポンスをしています。また「あなたは人生を知らない」「生活は恋愛と違う」などの意見も上がります。</p>
<p>しかし「生活上の利便」「理性（もしくはお金？）」を優先した結果「ときめき」をそれほど感じない相手との結婚を選択すれば、出産後にセックスレスの問題が生じるのは避けられないように思われます。だから結婚の目的を幸せとした時この未婚の女性の言い分にも一理あるのです。</p>
<h2>フランス人男性にとっての愛と結婚の違い</h2>
<p>日本人女性は恋愛と結婚を峻別すると書きました。そこには、男女間の経済的平等が実現していない今の日本社会における日本人女性の弱者としての立場が反映されています。日本人女性は経済的理由に男性に頼るために結婚をしなくてはならない場合もあります。</p>
<p>実はフランス人にとっても結婚と愛は別物です。カップルの目的が愛であるならば、結婚は愛にコミットするための一つの形態だからです。そしてフランスには愛に対するコミットメントには複数の結合の形態があります。<img class="size-medium wp-image-607 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/paris-3257030_1920-300x200.jpg" alt="" width="300" height="200" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/paris-3257030_1920-300x200.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/paris-3257030_1920-768x512.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/paris-3257030_1920-1024x683.jpg 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/paris-3257030_1920-728x485.jpg 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>結婚がカップルの最も重要な結合の形であることは、日本もフランスも変わりません。日本でもフランスでも役所に婚姻届を提出します。</p>
<p>同じなのですが、フランスでは役所における「結婚の儀式」が日本よりも一歩踏み込んだ公の制度となっています。なぜならそれは書類としての婚姻届を役所に提出する以上の行為を伴うからです。</p>
<p>フランス革命が起こる以前には、カトリック教会がフランス人の結婚を社会的に管理していました。「離婚をしてはいけない」「堕胎をしてはいけない」「浮気をしてはいけない」「婚前交渉をしてはいけない」などの厳しい社会的掟を課すとともに、カトリック教徒として戸籍の登録にも関与していました。</p>
<p>フランス王国では長い間カトリック教会のみ正当な宗教として認められ、プロテスタント教徒やユダヤ教徒が迫害されてきました。例えば異教徒はカトリック教会が管理する戸籍に名前を載せてもらえず、フランス王国の大半のカトリック教徒との結婚を禁じられていました。</p>
<p>フランス革命政府は宗教の違いによって個人の市民的幸福に障害が及ぼされることを問題視しました。人権宣言の中には信心の自由の原則が謳われています。革命を通じてそれまで排斥されていた他の宗教も、カトリック教と同様に社会的に認知されました。</p>
<p>フランス革命以後、カトリック教会ではなく、国家がフランス人の戸籍を管理することになりました。その中には婚姻の手続きも含まれ、教会での結婚は省略できたとしても結婚する二人は必ず役所で結婚の儀式を行わなければならなくなりました。</p>
<p>フランス革命にはカトリック教会の考え方に相反する側面がありました。例えばカトリック教会は離婚を禁止していましたが、フランス革命は離婚を合法化しました。その後ナポレオン敗退後ブルボン王朝が復活すると、カトリック教会の影響が強まり、再度離婚は禁止されます。</p>
<p>それから1970年ぐらいまでフランスでは離婚をすることが大変困難な状況が続きました。協議離婚というものがなく、離婚するカップルは合法的な離婚理由を求めて裁判で戦わざるおえませんでした。</p>
<p>このような歴史があるために、フランス人は結婚にマイナスのイメージを抱きやすく、結婚＝国の制度と考えがちです。</p>
<p>近年、民法上の制度が改正され、フランスにおける結婚が「国家による個人の私生活（愛）に対する干渉」というフランスにおける従来の結婚のイメージは薄らぎました。</p>
<p>フランスでは、パックス法、同性婚などの合法化によって、個人が自由に自分たちのカップルの規則をオーダーメードで決めることができるようになりつつあります。</p>
<h2>日仏の結婚観の違いが引き起こす摩擦―フランス人男性は「できちゃった婚」をしない？</h2>
<p>フランスでは長い間結婚が国家による国民の私生活への介入の一形態だったために、万が一の際離婚ができない、などのマイナスの記憶が残っています。</p>
<p>そのため民法が改正され離婚がしやすくなったのにも関わらず、一部のフランス人男性はなかなか結婚にコミットしません。一方日本人女性は一般に結婚を恋愛の果ての男のけじめと捉えます。</p>
<p>このような二つの結婚観の違いによって、フランス人男性と日本人女性の間に結婚をめぐる文化摩擦が起こることがあります。</p>
<p>あるフランス人男性と同棲していた日本人女性は妊娠、出産しました。出産を機に、日本人女性はフランス人男性に対して同棲ではなく結婚を要求しました。しかしフランス人男性はどうしても結婚できないと拒否したのです。</p>
<p>その結果日本人女性は生まれたばかりの赤ちゃんを連れて日本へ帰国し、そのフランス人男性は遠く離れた日本に住む自分の子供に会うこともできず、辛い思いをしています。それでも彼が結婚したくないという気持ちは変わりませんでした。</p>
<p>日本人女性としては子供ができた段階で相手のフランス人男性は結婚してくれると思っていたことでしょう。日本には「できちゃった婚」という言葉もあるとおりそれが当たり前だからです。</p>
<p>日本的に考えると、子供ができてもその母親と結婚する心算ができていないフランス人男性は、けじめをつけられない、責任が取れない男となります。ところが出産を経てもこのフランス人男性は結婚をすることを拒否しました。</p>
<p>彼はパートナーとの関係と子供の問題を切り離して考えました。そして子供が生まれても彼女との結婚をその時点では望んでいなかったのです。</p>
<img class="size-medium wp-image-595 alignright" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/heart-700141_1920-300x200.jpg" alt="" width="300" height="200" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/heart-700141_1920-300x200.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/heart-700141_1920-768x512.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/heart-700141_1920-1024x683.jpg 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/heart-700141_1920-728x486.jpg 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" />
<p>フランスでは日本のように女性が家で子育てをして男性が外で働くと言うパターンは当たり前のものではありません。どちらかが育児休暇を取って仕事を休む制度は整っているので一時的に仕事を休むということはあるかもしれません。</p>
<p>しかしこのフランス人男性のように医者で自分だけの収入で家族を養っていける場合でも、女性は家にいて欲しいとは考えません。むしろずっと外で働いて欲しいとすら考えています。その方がカップルとして刺激的だからです。</p>
<p>別のフランス人男性が日本人女性とパリで同棲を始めて２ヶ月たった頃、同棲など許さない、と日本人女性のご両親が日本からパリへやってきました。それまで結婚はしない主義を貫いてきたフランス人男性でしたが、最後通牒を突きつけられ大いに苦悩した結果,晴れて彼女と結婚することを決心しました。</p>
<h2>全てのフランス人が結婚＝愛を生きているのではない</h2>
<p>ここまでフランス人男性の恋愛観、結婚観についてご紹介しました。フランスではこの２つはamourという言葉で全て繋がっています。</p>
<p>フランスで恋愛と結婚が結びついたのはこの５０年ぐらいのことだったと書きましたが、実は現在でも恋愛結婚がフランス社会全体に広がっているとは言えません。</p>
<p>フランスで恋愛結婚が当たり前となったのは中産階級以上の人たちのみです。彼らは毎日の小さな愛の儀式（愛情を表現するジェスト、優しい言葉、食事の準備、花束を送る、愛情のこと持ったメモを残す）を通じてカップルとして愛を育んでいきます。</p>
<p>ところが労働者階級のフランス人男性には自分の配偶者に対してここまで細かい気配りをしません。</p>
<p>このような社会階層による男性の態度の違いに加え、<strong>結婚</strong>した後の夫婦の社交生活も異なります。</p>
<p>教養ある夫婦は結婚後もそのまま友人たちとの社交を続けていきます。そして彼らはこの社交の場で子供達にマナー、言葉遣い、教養などを教え、将来自立するのに必要な文化資産を学習させます。</p>
<p>労働者階級では一旦結婚するとそれまでの仲間との関係が切れてしまいます。彼らは男たちのたまり場で、自分たちの配偶者がいかに至らないかについて話すことが仲間との気晴らしになります。<img class="size-medium wp-image-601 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/cork-738603_1920-300x200.jpg" alt="" width="300" height="200" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/cork-738603_1920-300x200.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/cork-738603_1920-768x512.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/cork-738603_1920-1024x683.jpg 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/cork-738603_1920-728x485.jpg 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>労働者階級のフランス人男性には仲間の夫婦を招きあって食事をしたり会話を楽しんだり、と言う社交生活がありません。</p>
<p>労働者階級のフランス人男性は男仲間とお酒を呑んで冗談を言い合うことでストレスを発散します。彼らの妻にとって、結婚とは夫と子供の世話をする場であるという前提は以前から変わっていません。</p>
<p>最後にフランス人男性は一般に主婦を好みません。フランスの家庭では共働きが主流です。その理由は様々です。お金ではなく生きがいのために働く女性もいることでしょう。しかしこれは例外で、多くの場合共働きでないと生活が成り立たない、という厳しい現実があります。</p>
<p>女性が働くということを、フランス人男性も歓迎する傾向にあります。専門職を持っていて自分の稼ぎだけで家族を養っていけるようなフランス人男性ですら、独立して働いている女性を好みます。</p>
<p>フランス人男性の多くは、経済的な負担を一人で背負いたくない、対等に働いている人と一緒に暮らしたほうが会話や生活そのものが刺激的、と考えています。</p>
<h2>おわりに</h2>
<p>ここではフランス人の恋愛と結婚が愛でつながっているという話をしました。フランス人にとっても恋愛が熟せば結婚へとつながっていきます。</p>
<p>しかしその二つが必ずしも一致するとは限りません。フランス人は日本の「できちゃった婚」「授かり婚」という考え方に馴染みません。子供ができてもパートナーとすぐに結婚したがらないこともあります。</p>
<p>二人の意見がお食い違わないように、カップルは子供を産む前にしっかり話し合いをして、二人の気持ち、人生計画をきちんと確認する必要があります。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
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		<title>フランス人の宗教と結婚ーキリスト教はフランス人にこんな影響を与えている</title>
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		<pubDate>Mon, 24 Sep 2018 09:03:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[francechapeau]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[フランス人男性]]></category>
		<category><![CDATA[フランス人]]></category>
		<category><![CDATA[宗教]]></category>
		<category><![CDATA[結婚]]></category>

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		<description><![CDATA[フランスは元来カトリック教の国です。 フランスでは西ローマ帝国が滅んだのち、新たに侵入してきたゲルマン系民族が...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>フランスは元来カトリック教の国です。</p>
<p>フランスでは西ローマ帝国が滅んだのち、新たに侵入してきたゲルマン系民族が支配する新国家が誕生しました。そのリーダー、クローヴィスは元来異教徒でしたが、フランスの民衆の宗教であったカトリック教を受け入れました。エリートと民衆が精神的に一体化して、中世フランスがスタートしました。</p>
<p>キリスト教は中世フランスにとってはアイデンティティーと言えるほどに重要でした。ところが時が経るにつれてキリスト教の重要性は次第に薄らいでいきました。</p>
<p>現代フランスでは衰退してしまった言われるキリスト教ですが、全く意味がなくなったわけではありません。かつて社会勢力、政治勢力として存在したキリスト教は、現在社会風習、人々の考え方に溶け込んでいます。</p>
<p>ここではカトリック教の考え方が、現代のフランス人の<strong>恋愛</strong>観にどのような影響を与えているのかについて見ていきます。</p>
<h2><strong>フランス人の宗教感：信心と実践の違い</strong></h2>
<p>まず現代のフランスにおける<strong>宗教</strong>の現状ついてざっと紹介します。</p>
<p><img class="size-medium wp-image-497 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/stained-glass-1181864_1920-300x199.jpg" alt="" width="300" height="199" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/stained-glass-1181864_1920-300x199.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/stained-glass-1181864_1920-768x510.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/stained-glass-1181864_1920-1024x681.jpg 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/stained-glass-1181864_1920-728x484.jpg 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" />今日フランス人の多数の宗教が、カトリック教であることには変わりません。フランス人全体の64パーセントの人が、自分がカトリック教徒であると考えています。しかし毎日曜日に教会へ行ってミサに参加するような敬虔な信者は5パーセントにすぎません。</p>
<p>フランス人全体の６パーセントがイスラム教徒であると答えていますが、モスクで祈りを捧げる敬虔なイスラム教徒は2パーセントです。</p>
<p>一方別のアンケートによれば、29パーセントのフランス人は神を信じないと答え、34パーセントのフランス人が自分は宗教がないと答えています。これら二つの数値を合わせると、半数以上のフランス人が宗教から離れてしまったことになります。</p>
<p>自分がカトリック教徒であると考える人が半数以上、自分がカトリック教徒ではないと考える人も半数以上。これでは辻褄があいません。実は20パーセントぐらいのフランス人は、どちらの質問にもYesと答えています。</p>
<p>20パーセントほどのフランス人は、質問の聞き方、誘導の仕方によって、自分はキリスト教徒である、もしくはキリスト教徒でない、の間を行ったり来たりします。</p>
<p>風習、伝統の点で、自分はカトリック教徒と言えるかもしれないが、宗教の実践となると、自分はカトリック教会から遠ざかってしまった、ということだと思います。</p>
<p>フランスには、カトリック教徒、イスラム教徒に加えて、ユダヤ教徒、プロテスタント教徒もいます。</p>
<p>フランス革命では人権宣言が発布され、信心の自由が保証されることになりました。その結果中世以来差別を受けてきたユダヤ教徒に対して、ヨーロッパで最初に信心の自由を保証した国がフランスでした。</p>
<p>そのためフランス革命以来、ユダヤ人系フランス人はフランスに対して大変好意的なイメージを持っていました。ところがこの状況は第二次世界大戦で変わりました。時のペタン政権は、ナチスドイツと協力してフランス国内のユダヤ人を排斥したからです。</p>
<p>一方フランス革命以前のフランス王国においては、プロテスタント教（いわゆる新教）はどちらかといえば、貴族や富裕層を中心としたエリート層の宗教でした。宗教革命の頃にはフランスのプロテスタント教徒は国民全体の10パーセントを占めていました。</p>
<p>イタリアから来た女王、カトリーヌ・ド・メディチの画策によって、自分の娘の結婚式に招かれたプロテスタント教徒の貴族たちが虐殺されてしまいました。その後国家の弾圧も加わってプロテスタント教徒の数は減少していきました。</p>
<p>現在プロテスタント教徒は国民の3-4パーセントしか占めません。またユダヤ教徒に関しては0.7パーセントです。</p>
<h2><strong>カトリック教会による恋愛と結婚の意味</strong></h2>
<p>カトリック教会は従来結婚をしようという男女に対して４つの条件を課してきました。それらは自由意志で結婚すること、離婚の禁止、相手以外の人を愛さないこと、子供を生むことです。<img class="size-medium wp-image-422 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/cross-2713356_1920-300x169.jpg" alt="" width="300" height="169" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/cross-2713356_1920-300x169.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/cross-2713356_1920-768x432.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/cross-2713356_1920-1024x576.jpg 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/cross-2713356_1920-728x410.jpg 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>カトリック教会によれば、従来男女の性的な関係は、結婚して子供を生むためのもの、に限定されました。</p>
<p>1960年代まで伝統的なキリスト教的価値観が支配的だったため、フランス人の性、結婚観もカトリック教会の考えに一致していました。</p>
<p>例えば、当時のフランス人は結婚前の同棲をタブー視しました。同棲する人たちは、無宗教を自認するおよそ20パーセントのフランス人のみでした。</p>
<p>現代フランスでは、カトリック教の影響が弱体化した結果、恋愛観、結婚観が大きく変わりました。とりわけ結婚のお試し期間としての同棲が当たり前になりました。</p>
<p>フランス国民の80パーセントが同棲をしてから結婚をします。それでも敬虔なカトリック教徒の中には同棲を受け入れない人もいます。</p>
<p>かつて避妊、堕胎もキリスト教によって禁止されていました。結婚の目的が子供を産み育てることである以上、男女の恋愛感情は比較的軽視されていました。また同性愛も許されるものではありませんでした。</p>
<p>同性婚が合法化された現在でも、敬虔なカトリック教徒の中には同性婚を認めないフランス人もいます。</p>
<p>日本で結婚届を役場に提出する際二人の保証人が必要です。しかしその保証人は一緒に役場に来る必要はありません。さらに役場には届けを提出するだけです。</p>
<p>フランスの民事的結婚は日本より儀式的な要素が強くなります。結婚する二人は役所を訪れます。住民によって選出された代表者（村長、町長、市長、区長もしくはその代理人）の見守る中カップルは愛を誓い、結婚届に署名して初めて結婚が成立します。</p>
<p>近年この役所の代表者がカトリック教徒であったため、同性愛者のカップルの民事的結婚を認めないということがありました。この代表者は私的考えと公的考えを混同してしまいました。この事件は裁判に発展し、最終的にはこの代表者の行いは違法との判決がくだりました。</p>
<h2><strong>キリスト教の実質的衰退とフランス人の結婚観の変化</strong></h2>
<p>このようにキリスト教はフランス人の恋愛観、結婚観に大きな影響を与えてきました。</p>
<p>カトリック教の勢力が強かった1960年代ぐらいまで、<strong>フランス人</strong>夫婦は恋愛と結婚をある程度区別していました。愛が冷めたからといって通常離婚することはありませんでした。それはカトリック教会が離婚を禁じていたからです。</p>
<p>1968年の5月革命以後フランス人はより自由な恋愛観、結婚観を持つようになりました。しかしこの時の変化はそれまでの100年の間に徐々にフランス社会が変化した最後の結果でした。</p>
<p>元来カトリック教会によれば、フランス人女性の役割は夫の世話をし子供を産んで育てるでした。ナポレオン法典はこの考え方を近代的な結婚にも取り入れ、民法化しました。</p>
<p>ところが20世紀に入ってフランス人女性が次第に経済的に自立すると、それまでの男性は仕事、女性は家事、子供の世話という伝統的な役割分担は次第になくなって行きました。</p>
<p>20世紀の後半に避妊薬（ピル）が合法化されると、快楽としての性と出産の性が区別されるようになりフランス人の恋愛観は大きく変わりました。結婚を考えずに恋愛を楽しむことができるようになったのです。<img class="size-medium wp-image-463 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/contraceptive-pills-849413_1920-300x173.jpg" alt="" width="300" height="173" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/contraceptive-pills-849413_1920-300x173.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/contraceptive-pills-849413_1920-768x443.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/contraceptive-pills-849413_1920-1024x590.jpg 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/contraceptive-pills-849413_1920-728x420.jpg 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>1970年代以後、結婚はもはや国家の制度ではなく完全に個人の問題となりました。この頃からフランス人は、愛がなければ結婚に意味がないと考えるようになりました。</p>
<p>現在のフランスではこの「愛」と呼ばれる唯一無二のパートナーに対する排他的な感情を軸とした結婚観が徹底しています。</p>
<p>一神教でもなく、愛ではなく慈悲の宗教である仏教の影響が強い日本。私たち日本人はいまでも結婚を少なからず家と家の結びつき、と考えます。ところが現代に生きるフランス人は、あくまでも結婚における個人と個人の感情の結つきを重視します。</p>
<p>実は現在のフランス人の結婚＝愛という考え方は、従来型の神前結婚の進化形と捉えることができます。結婚の本質は変わらず、しかしそれはもはや制度的枠組みにとらわれることのない、個人の心の問題となったのです。</p>
<p>皮肉なことですが、愛の個人化、徹底化によって、今日ほどフランス人の結婚が脆弱化した時代はありません。フランス人はしばしば恋愛と愛を区別できないからです。そのためロマンチックラブを追い求めることによって、フランス人は一生同じ人と結婚を維持することが難しくなりつつあります。</p>
<p>かつてフランス人は、いまほど幸せな結婚生活ではなかったかもしれません。でも離婚は珍しいものでした。そのために何が起ころうと結婚というものがずっと続いていく、という前提で毎日生活していました。そこには安心がありました。</p>
<p>現在フランスのカップルは複雑化し、お互いに対する要求も高まっています。そして個人の最大限の幸福を実現するための結婚を見出そうと努力する一方、それが叶わない場合には離婚が待っています。</p>
<h2><strong>結婚式を通じて自分を語る</strong></h2>
<p>かつてキリスト教が外圧だった頃、若い人が結婚するとなったら、家族会議が開かれどんな結婚式を行うかについて家族全体で議論しました。<img class="size-medium wp-image-496 alignright" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/thumb-328420_1920-284x300.jpg" alt="" width="284" height="300" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/thumb-328420_1920-284x300.jpg 284w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/thumb-328420_1920-768x812.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/thumb-328420_1920-968x1024.jpg 968w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/thumb-328420_1920-728x770.jpg 728w" sizes="(max-width: 284px) 100vw, 284px" /></p>
<p>しかし1960-70年代あたりから結婚は当人たちだけのものとなりました。その頃から個人の欲求、要望を最優先とする結婚が当たり前になりました。またこの頃から独身者の数も増加しました。</p>
<p>一世代前のフランス人は、19世紀初頭から続いてきた国家の社会秩序の一環としての結婚を拒絶しました。そして純粋に愛を育むことができる関係を模索する一方、それまで禁じられていた同性愛に積極的になっていきました。</p>
<p>そのほかのパートナーシップの選択が生まれたため結婚の重要性は相対的に低下しました。それでも元来パーティ好き、社交好きのフランス人は、お祭りとしての結婚式を拒絶することはありませんでした。</p>
<p>宗教的影響が弱まった現在、若い世代のフランス人は結婚式をするに当たってお祭り以上の「何か」を求めるようになっています。それは自己アイデンティティーの見せ場、自分史の節目と言ってもいい結婚式のあり方です。</p>
<p>彼らはできるだけ他の人とは違う結婚式を行いたいと考えます。結婚という一生涯に一度のお祭りを通じて、自分を表現し、自分の人生にとって意味のあるイベントにしたてあげようと努力します。<img class="size-medium wp-image-495 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/smoothies-2253430_1920-300x169.jpg" alt="" width="300" height="169" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/smoothies-2253430_1920-300x169.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/smoothies-2253430_1920-768x432.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/smoothies-2253430_1920-1024x575.jpg 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/smoothies-2253430_1920-728x409.jpg 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>他では見られない自分たちらしさに溢れた結婚式を演出することによって、招待客を楽しませるとともに、それはカップルにとって、相手に対するコミットメントを強めるまたとない機会となります。</p>
<p>フランスでも日本のように、結婚式には写真、ビデオが欠かせません。インスタグラム映えするワイン、美味しい料理、ドレス、タキシードを選んで、忘れ得ぬモーメントを永遠に記録して、自分史の一部を作り上げます。</p>
<p>例えば、パリでサイクリングをした後、公園へ行って友人たちとピクニックをして結婚式とする、こんなパターンもあり得ます。</p>
<h2><strong>若いフランス人世代の伝統への回帰</strong></h2>
<p>グローバリゼーションが進行した結果、日本でもフランスでも人々は権威、組織から自由になり、以前よりも自由に生きることができるようになりました。日本もフランスも結婚をする人の数は相対的に減少しています。</p>
<p>そのような世界的風潮の中で、フランスでは、パートナーを見つけてからカップルになるまでより長い時間がかかるようになりました。</p>
<p>フランス人のカップルは、自分と相手に対して多くの質問、疑問を投げかけ、自分にとっての唯一無二の相手を見分ける最大限の努力をします。</p>
<p>自分自身の相手に対する感情が揺るぎないものであること、現在自分が幸せであることを確信し将来もこの状態を続けていきたいと願った時、フランス人は初めて相手に対してコミットして、長期的関係を考えるようになります。</p>
<p>このように時間をかけてカップルとしての耐久性をテストするのは、フランス人の若者が日本人の若者以上に離婚に対して不安を抱えているからでもあります。彼らは親の世代の別離、離婚といった苦い体験を、子供として直接体験しています。</p>
<p>その反動で若い世代のフランス人の間では、あらためて伝統的な宗教儀式を伴った結婚式が見直されています。家族問題で傷ついた若いフランス人ほど、宗教儀式にこだわる傾向があるそうです。</p>
<p>どんなにユニークな結婚式をあげたとしても、その翌日美しい馬車はかぼちゃに戻ってしまいます。その時若いフランス人のカップルはまた新たに自分たちのエンジンとなるイベントを作り出して、お互いのコミットメントに新たな息吹きを与えようと努力をするでしょう。<img class="size-medium wp-image-502 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/panorama-3066076_1920-300x200.jpg" alt="" width="300" height="200" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/panorama-3066076_1920-300x200.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/panorama-3066076_1920-768x512.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/panorama-3066076_1920-1024x682.jpg 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/panorama-3066076_1920-728x485.jpg 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p><strong>結婚</strong>をしたからそれで相手に対する努力が終わることはありません。その結果制度ではなくハートに依存する愛が人生を貫く一本の糸となっていきます。</p>
<p>世俗化されたように見える現代のフランス人ですが目に見えないパートナーへの愛はキリスト教伝来の愛へと繋がっています。</p>
<p>&nbsp;</p>
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]]></content:encoded>
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		<title>フランス人と結婚-多様なパートナーシップ</title>
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		<pubDate>Mon, 24 Sep 2018 04:37:29 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[francechapeau]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[フランス豆知識]]></category>
		<category><![CDATA[パートナーシップ]]></category>
		<category><![CDATA[フランス人]]></category>
		<category><![CDATA[結婚]]></category>

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		<description><![CDATA[最近のフランスの歴代大統領を見てみると、彼らの私生活が華やかな恋愛で彩られていることに気づきます。 エマニュエ...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>最近のフランスの歴代大統領を見てみると、彼らの私生活が華やかな恋愛で彩られていることに気づきます。</p>
<p>エマニュエル・マクロン現大統領は24歳年上で、自分が高校生の時の国語の先生と結婚したことで話題になりました。その前のフランソワ・オランド前大統領は二度目の事実婚の間に若い女優との関係が報じられた結果、事実婚を解消しました。ニコラ・サルコジ元大統領も3度の結婚を果たし、現夫人は元スーパーモデルで歌手のカーラ・ブルーニです。</p>
<p>公職につきながら、私生活では頻繁に別れたり、くっついたりが自由にできるのは（マクロン大統領を除く）、結婚、離婚、同棲などのパートナーシップが個人の人生に負の烙印を押さないからです。</p>
<p>日本でも最近離婚率が上昇しています。しかし日本では「バツイチ」「バツニ」などの言葉が象徴する通り、日本人は一般に離婚が戸籍に記録として残ってしまうことを嫌がります。離婚して母親についた子供の姓をどうするか、などの問題もあります。</p>
<p>これらの問題は日本社会がまだ離婚に対して寛容でないことを示しています。</p>
<p>法律の点から見ると、日本では結婚か独身か、白か黒かの二者択一の選択です。フランスではその二つの間にグレーゾーンが認知され、同棲、別居、通い婚などを含む事実婚、パックス（Pacs）があります。</p>
<p>多様なパートナーシップがフランスで制度化されたのは一朝一夕のことではありませんでした。</p>
<p>フランスは従来カトリック教と君主制によって強力な家父長制が敷かれました。フランス革命は一時的にこの家父長制を弱めました。ところがその後ナポレオンが帝国を築いた頃には、この伝統的な家父長制がさらに強力になって復活しました。なぜならナポレオンは家父長制的考え方を民法として法制化したからです。</p>
<p>それ以後ナポレオン法典に内在する民法上の男女不平等を改正するのに200年以上の時間がかかりました。この簡単な歴史だけからでも、フランス社会が元来自由で平等な社会ではなかったことが理解できます。</p>
<p>今日フランス社会には多様なカップルのあり方が許容されていますが、それは女性の地位向上とともに発展してしてきました。</p>
<p>そのためここではフランス女性の権利伸長との相関関係から、フランスにおけるカップルの形態の多様化について説明していきます。</p>
<h2>フランス革命以前の家父長制</h2>
<p>中世以来拡大していったフランスの王政は17世紀後半から18世紀にかけて「絶対王政」としてクライマックスを迎えました。「絶対王政」における女性の位置付けは次の言葉に反映されています。</p>
<p>「わたしは、女たちは、あらゆる官職から、つまり軍事、司法、王やけの集会や評議会から遠ざけられるべきであり、女たちは、その関心の全てを、女のものとされる家庭内の仕事に向けておれば良い」（261:女性の歴史III）</p>
<p>女性はあらゆる公職から除外されました。この状況はフランス革命勃発後も変化しませんでした。フランス革命は、<strong>フランス人</strong>女性を政治的分野から排除しましたが、民事上は男女平等が実現しました。</p>
<p>ところが、それも束の間で、その後に制定されたナポレオン法典は,フランス革命以前のいわゆる旧体制の家父長制を思い起こさせるような反動的な内容に逆戻りしてしまいました。</p>
<p>その結果1914年に第一次世界大戦が勃発するまで、民法上は男女不平等が確立し、それは家庭内の夫婦関係の不平等の基盤となったのです。</p>
<h2>フランス革命と女性の民事的権利</h2>
<p>フランス革命が勃発した当初、フランスでは絶対王政が廃止され立憲君主制が誕生しました。1792年の民事法によって市民権における男女平等が部分的に実現しました。<img class="size-medium wp-image-285 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/08/flag-3210468_1920-300x192.jpg" alt="" width="300" height="192" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/08/flag-3210468_1920-300x192.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/08/flag-3210468_1920-768x490.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/08/flag-3210468_1920-1024x654.jpg 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/08/flag-3210468_1920-360x230.jpg 360w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/08/flag-3210468_1920-728x465.jpg 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>男女とも21歳で成年とみなされ、成人女性も出生、婚姻などの承認を受けることができるようになりました。</p>
<p>また離婚も合法化され、法定離婚のほか、当事者の合意による協議離婚、性格不和を理由とする離婚が認められました。その結果、相続権、婚姻、離婚においてほぼ男女平等が達成されたと言ってもいいでしょう。</p>
<p>しかしながら、それまで続いてきた男性優位の価値観が簡単に消滅することはありませんでした。その際たる例が1791年に発布された「人権宣言」でした。</p>
<p>人権宣言とはフランス語で<em>la</em> <em>déclaration des droits de l’homme </em>と言いますが、この日本語の「人」に当たる<em>homme</em>という言葉は、フランス語では男性、人どちらも意味する曖昧な言葉でした。</p>
<p>実際人権宣言の内容を見てみると、それは実質的には男性の権利の宣言と言ってもいい内容でした。なぜなら女性は男性と同等の民事的権利を獲得しましたが、政治への参加は許されなかったからです。</p>
<p>これは上流階級の女性にとって社会的地位の後退を意味しました。</p>
<p>革命勃発以前の18世紀は啓蒙の時代と言われ、貴族階級を中心とした上流階級の女性が宮廷やサロンで活躍しました。上に上流階級の女性たちは絶対王政の公職から除外されたと書きました。そうは言っても上流階級の女性たちは幅広い人脈によって宮廷で政治的影響力を発揮することができたのです。<img class="size-medium wp-image-287 alignright" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/08/ファッション女性-172x300.png" alt="" width="172" height="300" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/08/ファッション女性-172x300.png 172w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/08/ファッション女性-587x1024.png 587w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/08/ファッション女性-728x1270.png 728w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/08/ファッション女性.png 734w" sizes="(max-width: 172px) 100vw, 172px" /></p>
<p>しかし革命後これらの女性たちはそれまでの人脈による目に見えない社会的、文化的影響力を失い、中産階級以下のフランス人女性同様、家庭の良き妻、母としての役割を期待されるようになりました。一般にフランス革命が女性の権利向上に寄与しなかった、と言われる理由です。</p>
<p>とりわけその後の200年に及ぶ民事上の男女不平等化に著しく貢献したのが1804年に制定されたナポレオン法典でした。</p>
<p>ナポレオンは、フランス革命の大前提である「全フランス国民の法の前の平等」という大原則を尊重し、法の前における男女の平等は維持されました。しかしそれ以外の民事的権利に関しては、相続に関する男女の平等を除いて、女性がフランス革命期に獲得した全ての民事的権利がことごとく否定されたのです。</p>
<p>さらに既婚の夫婦の関係については、男女平等から男尊女卑へと変化しました。</p>
<p>ナポレオン法典によれば、既婚女性は「法的無能力者」として規定され「夫への服従義務」が明言化されました。妻は夫の決定について一切異議を唱えることができず、夫は強制的に妻を婚姻住所へ連れ戻す権限すら保持しました。</p>
<p>世帯の財産権を一方的に支配するのも夫でした。夫は自身の固有財産の管理権、処分権、および共通財産の管理権、処分権に加え、妻の固有財産すら管理する権利を得ました。それとは対照的に妻には妻の固有財産の処分権のみが与えられました。</p>
<p>妻が働いている場合、その給与も夫の手に渡り、共通財産となりました。夫権という名の下に、夫は妻の交際関係について詮索する自由があり、また妻の文通についても、手紙を横取りして開封し捨てることもできました。また妻が仕事に就く場合には、必ず夫の許可が必要でした。</p>
<p>この財産管理に関する男女不平等は1907年までおよそ100年続きました。</p>
<p>また1810年には姦通罪が復活しました。それによれば、結婚相手以外との貫通があった場合、妻のみ拘禁され、夫は貫通した妻とその相手を殺害しても罪を許されるというものでした。しかしながらこの姦通罪が実際に適用されることはありませんでした。</p>
<p>その一方で、妾との同居について、夫に対しては罰金のみという極端に不平等な扱いだったのです。</p>
<p>言うなればナポレオン法典の制定を期に家父長権が強化され、旧体制を思わせる男性優位の社会へと逆戻りしたのです。ちなみにナポレオン法典という名前がついていますがこのような民法を作った張本人はもちろんナポレオンでした。</p>
<p>ナポレオンは民法について詳しくありませんでしたが、民法草案が議論された会議を全て仕切り、活発に議論に参加しました。参加した関係者によれば、ナポレオンは専門家に劣らず争点をよく理解し、論理的に考え、正当な意見を述べたそうです。</p>
<p>男女の不平等を法制化するにあたり、ナポレオンは国家統一という政治的思惑を何よりも優先させました。そのためにはナポレオンは家庭内における家父長制こそ社会の安定の柱とみなしたのです。</p>
<p>冷徹な政治家であるのと同時に、自己の私生活において、ナポレオンは妻のジョゼフィーヌへの愛情を優先しました。</p>
<p>ジョゼフィーヌは過去に複数の政治家の愛人を持ったため、ナポレオンの家族はナポレオンと彼女の結婚に大反対しました。しかしナポレオンはそれを押し切って、内緒でジョゼフィーヌと結婚しました。</p>
<p>その一方で、ナポレオン法典が離婚を合法化している点に、ナポレオンの政治的思惑と個人的利害は一致していました。ジョセフィーヌとの間に子供ができなかったため、ナポレオンは世継ぎのことを考えて離婚を合法化した可能性があります。</p>
<p>離婚については、ナポレオン法典は有責主義（配偶者の一方の他方に対する犯罪、虐待、重大な侮辱など）による裁判離婚とし、破綻主義、とりわけ精神病離婚（配偶者の一方の発狂、精神錯乱）、性格不調和による離婚を認めました。十分な証拠、証人を準備して周到に落ち度について裁判所で主張しなければならず、離婚は簡単なものではありませんでした。</p>
<p>ナポレオンの敗退後成立した王政復古政権では、カトリックの強権的父権支配が復活し、再度フランスでは離婚が禁止されました。</p>
<h2>20世紀におけるフランス女性の権利の確立</h2>
<p>ナポレオン法典は1804年に発布されました。そこに規定された「良妻賢母」「家庭内の実質的男女不平等」が改正されたのは20世紀になってからのことでした。</p>
<p>1884年に離婚が再び合法化された後、1907年には夫が生活費、そのほかの婚姻生活を維持する費用、子供の教育費の負担義務を怠るときは、妻が裁判所に夫の賃金などの差し押さえを申し立てることができるようになりました。また夫に家事協力を求め、夫が協力しないときには強制手段も用いることが認められました。</p>
<p>1938年生活上妻も夫と同一の行為能力を持つことが認められ、妻の夫に対する服従義務は廃止されました。1942年の改正民法によれば「夫は家族のリーダーとして、家事と共通の利益のために職務を行うが、妻は対等なパートナーとして夫に協力すべき地位を占める。同じ独立の人格者として夫と対等な立場に立ち、ほぼ完全な自発的協力を行うことができる。」とされています。</p>
<p>婚姻関係にある男女の平等を確立することが最も困難だったのは、財産管理に関するものでした。この点でナポレオン法典が改正されたのは第二次世界大戦後のことでした。そしてこの財産管理における男女平等への道のりには、フランス人女性の社会進出が大きく影響しました。<img class="size-medium wp-image-464 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/faust-3217339_1920-229x300.png" alt="" width="229" height="300" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/faust-3217339_1920-229x300.png 229w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/faust-3217339_1920-768x1008.png 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/faust-3217339_1920-780x1024.png 780w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/faust-3217339_1920-728x955.png 728w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/faust-3217339_1920.png 1463w" sizes="(max-width: 229px) 100vw, 229px" /></p>
<p>100年もの間夫は妻が職業に就くことに一方的に反対する権利を有しました。しかし1965年に「妻は夫の同意なしに職業に従事する権利を有する」ことが認められました。また「夫婦のそれぞれは家事の費用の負担を請け負い、自分の収入を受け取り、それを自由に処分できる」ことも認められ、財産管理の夫婦平等が達成されました。</p>
<p>ナポレオン法典以来、夫婦がどこに住むかという問題についても夫が一方的に決定を下すことができました。しかし1970年に「夫婦が共同の一致によって選ぶ」ことが認められました。1975年には妻は夫と対等に「精神的にも物質的にも」家族を指導し子の育成にあたり、将来に備える権利義務があることが認められました。</p>
<p>フランスでは第二次世界大戦直後から女性の労働が一般化し、1970年代には共働き家族モデルが主流になりました。しかしながらカトリック教の影響が強く家父長制のもとに家族が一緒に住むという原則は生き残りました。</p>
<p>例えば、日本のようにお父さんが単身赴任をしてお母さんと子供は子供の教育を考えて別に別に住む、ということは一般的には考えられません。どちらかが転勤になった場合、家族が一緒にいることが優先さレルため、どちらかが仕事面で妥協するというケースが一般的です。</p>
<p>1975年に離婚が再度自由化されました。1884年の離婚法が定めた有責主義、裁判離婚主義が完全に廃止され、合意離婚と承諾離婚、破綻離婚と精神病離婚、一方的、双方的有責離婚などが定められ、姦通罪も廃止されました。</p>
<p>婚姻関係における男女平等、離婚の自由化、事実婚の一般化に伴い、1970年代に子供については父母共同親権の原則が採用され、嫡出子と非嫡出子の平等化、国籍法改正による父母の平等化、夫の居場所選択権の廃止なども認められました。</p>
<p>また子供の名字についても夫の苗字だけでなく、夫婦間の話し合いで決めることができるようになりました。</p>
<p>1980年にはさらなる平等化のもとに、世帯概念が税法から排除され、離婚した前配偶者も遺族年金を受給することができるようになりました。</p>
<p>最後に、フランスでは民事上の男女平等が確立しましたが、この男女平等という概念は日本人女性の立場から見ると失う面もあることを指摘しておきます。</p>
<p>例えば夫の浮気が原因で離婚に至ったとしても、日本のような慰謝料は妻側には認められません。フランスでは主婦をしている女性は珍しく、主婦などの経済的収入のない女性の配偶者に対する行政上の保護的措置もありません。</p>
<h2>事実婚の増加</h2>
<p>20世紀後半までに民法上の男女平等の原則が確立されました。その結果<strong>パートナーシップ</strong>の多様化に拍車がかかりました。特に1975年の離婚の自由化に伴って、婚前同棲またはより長期的な事実婚が増加し、家族の形態が多様化していきました。</p>
<p>現在フランス政府は事実婚（ユニオン・リーブル）を認めて、彼らが市民生活で不利にならないよう同棲証明書を発行しています。</p>
<h2>パックス法の成立</h2>
<p>パートナーシップが多様化する中で、同性愛カップルの相続問題が指摘されるようになりました。同性愛者のカップルにおいて、一方のパートナーの死後、共同生活をしていた家をどうするか、という問題です。<img class="size-medium wp-image-466 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/student-2745514_1920-300x192.jpg" alt="" width="300" height="192" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/student-2745514_1920-300x192.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/student-2745514_1920-768x491.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/student-2745514_1920-1024x654.jpg 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/student-2745514_1920-360x230.jpg 360w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/student-2745514_1920-728x465.jpg 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>従来の相続法によれば、この家は亡くなったパートナーの実家の両親、兄弟の間で分割されることとなります。同居人には相続の権利がないため、住んでいる家を追われるという事態もありえました。</p>
<p>その結果、事実婚をさらに法的に確立させたものが1999年に成立、施行されたパックス法(pacte d’association et solidaire：市民連帯契約)でした。パックス法とは国家による結婚していないカップルに対する新しい認知の仕方です。異性・同性を問わず、二人の人間が届出によって民法、税制的に、結婚に準じた扱いを受けることを目指すものです。</p>
<p>パックスの特色とは、その関係性が自由であるという点です。</p>
<p>パートナーとなる当事者二人は契約書を作成し、その内容は自由で、日常生活に関する取り決めから、パックス解消時の財産分割に至るまで盛り込むことができます。また合意のもとにいつでもパックスの契約内容を変更することもできます。</p>
<p>パックス法は、事実婚と<strong>結婚</strong>との間のグレーゾーンに当たります。内容は権利も義務も結婚ほど強制的なものではありません。子供は非摘出子とされ、子供には財産相続などに関して何ら権利が保証されていません。</p>
<p>1970年代から始まる女性の社会進出とともに事実婚が一般化して行く中で、結婚と同じ権利を求めるカップルに、不十分ながら応えたのがパックス法と言えます。</p>
<h2>おわりにー日本との比較</h2>
<p>これまでフランスにおける多様なパートナーシップの形態（婚姻、事実婚、パックス）について紹介しました。</p>
<p>パートナーシップを選べるフランス社会では、日本社会に比べて、カップルとして生きる人の割合が増え出生率向上に役立つのではないか、との疑問が湧きます。ではこの点からフランスと日本を比較していきましょう。</p>
<p>2011年の統計によれば、フランスの18歳以上の人口の中で、結婚をしている人は45パーセント、独身の人は41パーセントとの結果が出ています。フランスでは独身と答えた人の中に、結婚をしていないけどカップルとして様々な形態で暮らす人も含まれます。<img class="size-medium wp-image-308 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/08/boy-1296625_1280-300x191.png" alt="" width="300" height="191" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/08/boy-1296625_1280-300x191.png 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/08/boy-1296625_1280-768x490.png 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/08/boy-1296625_1280-1024x654.png 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/08/boy-1296625_1280-360x230.png 360w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/08/boy-1296625_1280-728x465.png 728w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/08/boy-1296625_1280.png 1280w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>このグレーゾーンに当たる人の割合は成人人口全体のほぼ15パーセントです。彼らと婚姻したカップルの数を合わせると、フランスでカップルとして生活している人は成人人口のおよそ60パーセントにも達します。</p>
<p>一方、2018年現在、日本における生涯未婚率(45-49歳と50-54歳の未婚率の平均)から類推すると、日本で結婚する人の割合は、男性で77パーセント、女性で86パーセントとなります。</p>
<p>日本人の男女の平均を取ると生涯既婚率は約81パーセントとなり、フランスのカップルの割合をはるかに上回っています。</p>
<p>ここで日仏の計算の違いを考慮する必要があります。未亡人、未亡夫はフランスでは独身者に分類され、日本では既婚者に分類されるます。その差を60パーセントと80パーセントの差に含めても、カップルとして生きる人の割合は日本がフランスを上回ると言えます。</p>
<p>フランスではパートナーシップを多様化させることによって、フランスの人口全体におけるカップルの割合自体は、直接増加しませんでした。</p>
<p>経済、社会的条件が似通った日本とフランスですが、独身で暮らす人、カップルで暮らす人の割合自体は、社会制度が異なっていてもそんなに変わりません。というか日本の方が婚姻カップルの割合は高いのです。</p>
<p>フランスで婚姻以外の多様なパートナーシップが社会的に認証されることによって、間接的には高い出生率(2.01)に貢献しているのは間違いないでしょう。</p>
<p>だからと言って、フランス政府は、出生率上昇のために多様なパートナーシップを合法化したわけではありません。</p>
<p>フランスにおける多様なパートナーシップは、第一にフランス国民の個人的幸福を保証するためにこそ存在します。男女不平等を明文化した人権宣言ですが、同時に「個人の幸福」が最重要であることを明言しています。</p>
<p>現在フランスを特徴付ける多様なパートナーシップの存在も、過去200年来のフランス大革命の帰結と考えられます。それは一人一人の市民が、社会に気兼ねなく、一番気持ちよく生きていくことができる異性、同性のパートナーとの関係性について、自由に選ぶことができる権利、と言ってもいいでしょう。</p>
<p>参考資料</p>
<p>平成22年国勢調査</p>
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		<title>フランス人男性が婚約指輪を選ぶ時</title>
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		<pubDate>Sat, 22 Sep 2018 12:27:20 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[francechapeau]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[フランス人男性]]></category>
		<category><![CDATA[フランス人]]></category>
		<category><![CDATA[男性]]></category>
		<category><![CDATA[結婚]]></category>

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		<description><![CDATA[恋愛が始まって、二人で愛の日々を重ねた後、めでたく婚約、結婚となります。その時一生に一度（一応その時は・・・）...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>恋愛が始まって、二人で愛の日々を重ねた後、めでたく婚約、結婚となります。その時一生に一度（一応その時は・・・）のイベントに備え、愛の証として男性から女性に送られるのが婚約指輪、そしてペアで揃えるのが結婚指輪です。</p>
<p>この二つの指輪についてのフランス人<strong>男性</strong>、フランス人女性の考え方について日本人と比較しながら紹介します。</p>
<p>婚約指輪については日本とフランスでそんなに大きな考え方の違いがありません。結婚指輪に関しては、日本よりもフランスのカップルの方が断然結婚指輪を重視します。</p>
<p>その背後には、日本とフランスの宗教の違いがあります。敬虔なカトリック教徒とは言えない今日のフランス人ですが、結婚指輪をはめる時には、古くからのキリスト教の伝統が蘇るようです。</p>
<h2><strong>日本は婚約、結婚に対してミニマリストになっている？</strong></h2>
<p>日本の若い世代の間では、最近婚約、結婚といった儀式に対して、あまりこだわりがなくなっています。「ナシ婚」と呼ばれる入籍はするけど「結婚式をあげない」スタイルも増えています。</p>
<p><img class="size-medium wp-image-418 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/sunset-3392064_1920-300x200.jpg" alt="" width="300" height="200" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/sunset-3392064_1920-300x200.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/sunset-3392064_1920-768x512.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/sunset-3392064_1920-1024x683.jpg 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/sunset-3392064_1920-728x485.jpg 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" />また結婚した後、日本人カップルが軽視しがちなのが結婚指輪です。なんと結婚しているカップルの７割は結婚指輪をつけない、というアンケート結果もあるそうです。</p>
<p>それによれば、50代以降の既婚カップルで結婚指輪をつけない人は80パーセントに及ぶそう。さらに20代の既婚カップルで結婚指輪をつけない人は30パーセントに上っています。</p>
<p>その典型的な例が最近結婚された小林摩耶さんではないでしょうか。彼女は今の所披露宴は行わず、婚約指輪にもあまり予算をかけているようには見えません。ではなぜ既婚の日本人カップルは結婚指輪をつけない傾向があるのでしょうか。</p>
<p>アンケートによれば「仕事上好ましくない」「気がついたら無くなっていたがもう買うお金がない」「結婚指輪は宝石会社が儲けるものだから必要ない」「太ってつけられなくなった」などの体裁的理由が挙げられています。</p>
<p>でも本音は（特に年季のいった夫婦にとっては）次の言葉に集約されているのではないでしょうか。「もううん１０年と結婚しているのだから、もう結婚指輪をする間柄でもない。」</p>
<p>それにしても新婚夫婦にとっては「相手のことをそんなに好きではない」から結婚指輪をつけない、ということは考えられません。それなのに「面倒臭いから」「慣れていないから」結婚指輪をつけない人が多いそうです。</p>
<p>また若い人の中でも、世間的には独身風情で通したいとの気持ちもあるそうです。その背後にどのような動機があるのかはここでは問わないこととしますが・・・・。</p>
<p>概して日本人の既婚カップルが結婚指輪をつけなくなった、というのは、昨今の日本人が結婚するという行為にマジックや神秘性を感じていないからなのではないでしょうか。</p>
<p>私たち日本人はどちらかといえば現世の共同生活、ということを重視して結婚をする傾向があるように思います。</p>
<p>そのことを一番感じるのは昨今の終末婚です。年齢のいった、もう終活を始めるような年頃の人が、「これから死ぬことを考えると・・・」と言って結婚するのを耳にすることがあります。</p>
<p>彼らは、介護などの具体的な問題を含めて、一人で死ぬのが嫌だから結婚することが多い気がします。また相手を介護するのが嫌で結婚をしない選択をする女性もいる、というのも現世の共同生活を第一に考えるという意味では、同じスタンスです。</p>
<h2>今時の日本人と結婚指輪</h2>
<p>この時流に乗って登場したのが、24時間いつでも結婚指輪を購入できる自動販売機です。オンラインでなくとも、店にいかなくとも、とにかく忙しい人がいつでも結婚指輪を買いに来れるように、というコンセプトだそうです。<img class="size-medium wp-image-424 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/rings-2634929_1920-300x169.png" alt="" width="300" height="169" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/rings-2634929_1920-300x169.png 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/rings-2634929_1920-768x432.png 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/rings-2634929_1920-1024x576.png 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/rings-2634929_1920-728x410.png 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>この自動販売機の目玉は「名のなき指輪」シリーズで、リング、ハンマー、芯棒などが入った手作りキット。カップル向けペアリングから結婚指輪まで様々な素材、価格帯のものがあります。</p>
<p>カップルはカンカンと自分でハンマーで叩いて、世界で一つしかない指輪を作るというもの。バブル時代のブランド志向とは真逆の、ミニマリズム。自分たちしか持っていない、唯一無二の指輪を作るんだから、その材料を自販機で買うのは問題ない、という発想なのかもしれません。</p>
<p>このスタイルは若い「さとり」世代と言われている世代独自の感覚かもしれません。また元来宗教色が強くない日本人の国民性にも適合しています。</p>
<p>24時間のコンビニがあるのだから、24時間の結婚指輪の販売があってもおかしくない、ということかもしれません。ちなみにフランスでは泥棒が多いため、自販機が置いてありません。</p>
<p>いくら日本人の結婚観が世俗化されたものであっても、婚約指輪となると話は別です。普通女性は自動販売機で購入した婚約指輪を送られて嬉しい、とは感じないものではないでしょうか。</p>
<p>若い未婚の日本人女性たちは、特定の男性がいるかいなかにかかわらず、ある日愛する男性から高価な婚約指輪を贈られる日を夢見て生きています。一方婚約指輪をもらった既婚女性は結婚式や披露宴などの特別な機会に婚約指輪を持っていてよかった、と思うそうです。</p>
<p>一般に日本人女性にとって結婚指輪よりも婚約指輪の方が重要なようです。しかし肝心の結婚式、披露宴が減少している現在、婚約指輪をつける機会も今後必然的に減っていくことが予想されます。そうすると将来的には婚約指輪も結婚指輪のような運命を辿るのかもしれません。</p>
<h2>フランス人と結婚指輪</h2>
<p>一般的な話として、フランス人と比べ日本人は結婚を決意するまでに、そこまで時間をかけません。自分たちがカップルとしてやっていけるかいけないか見極めるのに2,3年同棲するカップルがいたらそれは長い方ではないでしょうか。</p>
<p>フランスでは、一度一人の相手にコミットしてから結婚までの道のりが長い上、その愛にコミットはしても結婚はしない、という結果もあり得ます。そうはいってもその段階を超えて結婚までいったカップルというのは、最も揺るぎない関係と言えます。</p>
<p>一般的に言って、フランスでは既婚のカップルが結婚指輪をつけないという選択はありえません。それはまず宗教的背景が異なるからです。</p>
<p>キリスト教の伝統があるフランスでは、いまでも結婚指輪にある種の神聖さが宿っています。男女間の結婚というのは、キリスト教にとっては結合（alliance）を意味します。</p>
<p>神が教会と結合関係を結んでいるのと同じように、男女も結合関係を交わし、死ぬまで二人が別れないと誓います。それを象徴するのがペアの結婚指輪です。</p>
<p>キリスト教によれば、結婚には自由に相手を選ぶ、別れない、浮気をしない、子供を産む、という4つの条件があります。結婚というのは神聖なもので、二人の男女が一つになる神聖な行為とみなされます。そして神前で、一生愛し合うこと、尊重し合うこと、日常の生活が困難であろうとも結婚関係を解消しない、ことを誓います。<img class="size-medium wp-image-425 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/people-2595862_1920-300x200.jpg" alt="" width="300" height="200" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/people-2595862_1920-300x200.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/people-2595862_1920-768x512.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/people-2595862_1920-1024x683.jpg 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/people-2595862_1920-728x485.jpg 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p><strong>結婚</strong>という行為が、教会で神様に永遠の愛を誓う、というものである以上、結婚指輪にも神の加護が宿っているのです。ですから結婚指輪に傷がついた、ちょっと古くなったから、などの理由で結婚指輪を新しく買い直すとことはできません。</p>
<p>またフランスでは結婚指輪をしている、していない、というのは重要な社会的ステータスの指標となっています。結婚指輪をしていることによって、少なくとも真面目な恋愛をしようと思って言い寄ってくる人の数は激減します。</p>
<p>もし結婚指輪を外した既婚男性がいたら、パートナーの女性から「浮気をしたいのかな」と疑われてしまうことでしょう。</p>
<p>そんなフランス人から見ると、既婚の日本人カップルが結婚指輪をしない、というのは結婚を神聖なもの、マジックなものと見ていない表れ、と映るようです。また日本人はそのようなことを意識していないにしても、それは別の人との関係が始まってしまっても構わない、ことを社会的にアピールしているようにも見られてしまいます。</p>
<p>今日フランス人の多くは敬虔なクリスチャンではありません。そうであるのにも関わらず、長い宗教的伝統が息づいているのが結婚です。フランス人にとっては、今日でも結婚指輪には特別な価値があり、それをつけないという選択肢はありえません。</p>
<p>この宗教的伝統が重すぎて結婚をしない人がいる、といっても過言ではありません。</p>
<h2>フランス人と婚約指輪</h2>
<p>では婚約指輪についてフランス人はどのように考えているのでしょうか。ここで婚約指輪の歴史的由来を手短いに振り返ってみましょう。</p>
<p>婚約指輪の歴史的起源はエジプト、もしくはそれ以前にさかのぼると言われていますが、婚約指輪の風習が正確にいつ始まったのかについてはわかっていません。確実なのは、ギリシャ、ローマ時代にすでにヨーロッパには婚約指輪が存在していた、ということです。 <img class="size-medium wp-image-431 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/mythology-1099255_1920-300x235.jpg" alt="" width="300" height="235" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/mythology-1099255_1920-300x235.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/mythology-1099255_1920-768x602.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/mythology-1099255_1920-1024x802.jpg 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/mythology-1099255_1920-728x570.jpg 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>この頃、シンプルな鉄の輪を左手の薬指につける習慣が生まれました。当時の人々は迷信によって、左手の薬指が心臓、つまりハートと直接的に血脈によってつながっていると考えていました。</p>
<p>中世に入ると、婚約指輪は、鉄製からシルバー、ブロンズ製へと変化しました。また宝石なども加えるようになりました。ダイヤなどの貴金属が婚約指輪に使われるようになったのは15世紀ごろのことでした。</p>
<p>その結果、指輪の細工は次第に手の込んだものとなっていきました。当時ダイヤは夫婦関係の調和を意味していましたが、ダイヤを持つのは貴族階級に限定されていました。</p>
<p>16 世紀に入るとヨーロッパ社会は大きく変わっていきました。中世が終焉し、現在の国を単位とした社会の雛形が誕生しつつありました。ヨーロッパ人は世界各地へと拡大し、貿易によって豊かになっていきました。</p>
<p>しかしながら当時はまだ身分制社会が支配していました。宝石などの高価な品は社会的身分を表象するもの、と考えられていたために、当時の商人はいくらお金を持っていても、ダイヤを身につけることはできなかったのです。</p>
<h2>女性が望む婚約指輪</h2>
<p>幸いなことに、現在日本でもフランスでも、私たちは自分が好む婚約指輪を選ぶことができます。ではフランス人女性はどんな婚約指輪を好むのでしょうか。</p>
<p>最近貴金属会社が行ったアンケートによれば(Vashi.fr)、フランスで人気の婚約指輪の型はダイヤモンドの一粒型です。これはヨーロッパでは中世以来の伝統でありますが、現代フランス女性は、アメリカ発のロマンチックな映画、ドラマの影響を受けてこのタイプの指輪が好みなんだそうです。</p>
<p>あるアンケートによれば、50パーセント以上のフランス人女性が一粒ダイヤを欲しい、と答えています。また70パーセントのフランス人女性は、一粒ダイヤの周囲には小さいダイヤが埋め込まれたものが良い、と答えています。</p>
<p>ただ一粒ダイヤについては、サイズよりも質にこだわる傾向が強く、56パーセントのフランス人女性はカラット数が大事とも答えています。宝石の形はそれをつけるフランス人女性の年齢によって変化します。</p>
<p>また婚約指輪の好みは国によっても異なります。イギリス人女性ははビンテージ風のデザインの婚約指輪を好みますが、多くのフランス人女性はコンテンポラリーデザインを好みます。また45歳を過ぎたフランス人女性は長方形のダイヤを好むとか。</p>
<p>日本の女性の75パーセントはダイヤの婚約指輪が欲しいと答えており、ダイヤモンドへの憧れはフランス以上です。日本の傾向は、広告、マーケティングの影響とも考えられます。</p>
<p>日本人女性もフランス人女性同様に「素材」が大事と考え、「劣化や偏食がなく」「永遠の輝きがあること」を重視します。また大半の日本人女性は一粒ダイヤモンドとプラチナの婚約指輪を求め、周りにダイヤが埋め込まれているかどうかについてはこだわっていません。</p>
<p>ただ最近若い日本人女性は一粒ダイヤモンドとは一風異なる婚約指輪を欲しがるケースも増えているそうです。彼女たちはセンターにボリュームのあるファッション性の高いデザインを好む傾向があるそうです。</p>
<h2>婚約指輪に使われる宝石に込められた意味</h2>
<p>フランスではダイヤ以外の石も婚約指輪として使われます。ここではメジャーな石に込められた意味合いについてご紹介します。<img class="size-medium wp-image-432 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/ring-1665611_1920-300x225.jpg" alt="" width="300" height="225" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/ring-1665611_1920-300x225.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/ring-1665611_1920-768x576.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/ring-1665611_1920-1024x768.jpg 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/ring-1665611_1920-728x546.jpg 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<h3>ダイヤモンド</h3>
<p>ダイヤモンドは、純粋さ、永遠さの象徴です。ダイヤモンドのメリットとしては、どんな洋服、他の宝石ともマッチするところです。色のついた貴金属だとそういうわけには行きません。</p>
<p>ダイヤモンドの質は４つの基準（サイズ、重さ、純度、色、これらを合わせてカラットと呼ぶ）によって測定します。</p>
<h3>サファイヤ</h3>
<p>美しい青が際立つサファイヤは、忠誠心、豊饒さを象徴します。ダイヤと並んで、サファイヤも世界で最も人気のある石として知られています。</p>
<p>フランスではサファイヤを使った婚約指輪の人気が近年高まっています。それはイギリスのウイリアム王子がケート・ミドルトン王妃への婚約指輪として、ダイヤモンドが周りに散りばめられた18カラットの目がくらむようなサファイヤの指輪をプレゼントしたからです。</p>
<p>この指輪はもともとダイアナ元王妃の婚約指輪でした。時価660万円ほどのものです。ダイアナ元王妃の婚約指輪は当時物議を醸し出したそうです。それはこの指輪がオーダーメイドではなく、宝飾店のカタログに掲載されており、誰でも買えるものだったからだそうです。そのためこの指輪はイギリスの上流階級からは不評でした。</p>
<p>それでもダイアナ元王妃が気に入ったためこれが彼女の婚約指輪となりました。このようなところがダイアナ元王妃が庶民から人気があった秘密かもしれません。そして今日でもこの指輪を注文することができます。</p>
<p>サファイヤの指輪の値段はその色によります。青色の鮮度が高いほど、サファイヤの値段も高くなります。</p>
<h3>エメラルド</h3>
<p>エメラルドは豊穣と希望のシンボルです。緑色を好む人に人気の意思です。エメラルドは宝石の中では最も脆弱なものです。ショックに耐えるために、形はラウンドではなく、オバールで細長くなっています。</p>
<h3>ルビー</h3>
<p>ルビーは幸福と情熱を意味します。ヨーロッパにおいてルビーとは権力の象徴として知られてきました。ルビーは最も珍しい石の一つで、他の石よりも相対的に値段が高価です。</p>
<p>これがフランスで一般的な婚約指輪の実寸です。なかなかボリュームがあり、一般的に日本人が考える婚約指輪よりも大きいことがわかります。フランス人女性にとっての婚約指輪の重要性が伝わってきます。<img class="size-medium wp-image-426 alignleft" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/taille-diamants-300x197.jpg" alt="" width="300" height="197" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/taille-diamants-300x197.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/taille-diamants.jpg 587w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>ではフランスでは婚約指輪にどのような金属を使うのでしょうか。フランス人女性は、一般にイエローゴールド、ホワイトゴールド、プラチナから選びます。</p>
<p>相手の女性にサプライズで婚約指輪を送ろうと考えるフランス人男性は、以下の手順で婚約指輪の金属を選ぶそうです。</p>
<p>まず相手の女性がすでに持っている指輪を観察して、イエロー系かシルバー系か見極める。それによって、その女性がどちらの色が好みなのかがわかります。</p>
<p>もし相手の女性がイエローゴールド系の指輪を持っている場合は、イエローゴールドにする。反対にシルバー系の指輪を持っていた場合には、ホワイトゴールドかプラチナかを選ばなければなりません。</p>
<p>ホワイトゴールドとプラチナは以下の次の３つの点で異なります。</p>
<p>ホワイトゴールドは全く自然のものとは言えません。それは75%のイエローゴールドと２５%の金、ネッケル、鉛でできています。比べてプラチナは95パーセント純粋なプラチナです。貴金属としての純粋さにおいては、プラチナが金に勝ります。</p>
<p>またホワイトゴールドは75パーセントのイエローゴールドでできているため、数年経つと金属がくすんできます。白さを維持するためには、数年ごとにお手入れをしなくてはなりません。酸化、シルバーの光を保つのにはプラチナの方が有利です。なぜならもともとの色がシルバーなので、経年劣化がありません。<img class="size-medium wp-image-419 alignright" src="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/sparks-692122_1920-300x200.jpg" alt="" width="300" height="200" srcset="https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/sparks-692122_1920-300x200.jpg 300w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/sparks-692122_1920-768x512.jpg 768w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/sparks-692122_1920-1024x683.jpg 1024w, https://francechapeau.com/wp-content/uploads/2018/09/sparks-692122_1920-728x485.jpg 728w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>プラチナの濃度が金以上ということは、プラチナの方が引っ掛け傷などにも強い、と言えます。デメリットはプラチナの方が希少なため、値段が上がります。金に比べると30から40パーセント高くなります。</p>
<p>ちなみに日本人女性の大多数はプラチナを好みます。</p>
<p>最後に婚約指輪の予算について。これは日本でもフランスでもプレゼントする男性にとっては一番大きな問題です。では彼らは婚約指輪の予算にいくらかけるのでしょうか。</p>
<p>婚約指輪の値段は、石、指輪に使う金属の種類、自分の予算と相談して選ぶしかありません。</p>
<p>そして指輪の型によって異なってきます。できるだけ高いものを買う、というのではなく、相手の期待に沿ったものである必要があります。</p>
<p>フランス男性の婚約指輪にかける予算は、平均で１ヶ月か２ヶ月の給料に相当するとされます。日本の平均は男性側の給料の１ヶ月相当です。平均して、フランス人男性の方が婚約指輪にかける予算が多いことが理解されます。</p>
<h2>終わりに</h2>
<p><strong>フランス人</strong>の結婚指輪、婚約指輪事情について紹介しました。</p>
<p>日本とフランスでの大きな違いは、結婚指輪です。日本人の新婚カップルは平均でも結婚指輪に24万円かけています。それなのにあとで結婚指輪をつけなくなってしまうというのはなんだかもったいないことに思えます。</p>
<p>結婚したフランス人カップルにとっては、結婚指輪をつけることが原則です。それは愛が神聖なことの証、そして結婚していることを社会に示す指標です。その点では彼らはキリスト教の伝統に忠実でありつづけています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>参考文献</p>
<p><em>Le journal du marié : Comment choisir une bague de fiançailles ? </em></p>
<p>先輩花嫁に聞く：婚約指輪と結婚指輪に関する調査：堅実派の今どきカップル、価格は控えめでも素材重視　産経ニュース　２０１５年５月１３日</p>
<p>橋下明彦「自販機で買える結婚指輪」が登場！加速する今どきの「自分たちらしさ」</p>
<p>mariage.fr La messe de mariage</p>
<p>&nbsp;</p>
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